連載

「仕事じゃなくて育児で輝け」「夫の三歳児神話」「なぜ0歳で入園?」終わらぬ議論、待機児童問題。

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 保育園入園の審査はポイント制であり、都内の場合、両親ともに会社員であれば点数は高く、自営業家庭は不利なスタートを切る。しかし、自営業は早めに働かなければ収入に直結する(雇用保険の加入がないので、育休中は収入がゼロになる)ので、とにかく少しでも子を預かってもらって復職したいのだ。勝手な事を言えば個人的には、入園審査に自営業枠があると嬉しいなと思う次第である。

 また、このトピでは「保育園には多額の血税が投入されている、けしからん」論調のコメントも見られるが、日本における高齢者の数とその人々が受けることのできる公的サービスに投入されている税金を比較してみた方がよいのではないか。また、保育園の月額料金は、低所得のひとり親など事情がある世帯を除けば、世帯収入(所得)によって大きく変わる。誰もが激安で保育園を利用しているわけではない。messy編集長のケースをきいたところ「区の運営する認可保育園で、子が0歳児クラスのときの保育料は一カ月6万5000円くらいでした。3歳児クラスの今は一カ月2万5000円ほど」とのこと。一方では「認可外保育園で、一カ月の保育料が15万円!」という悲鳴をきくこともたまにあるから、それに比べれば認可は確かに安いが……。

 公的サービスは税金で賄われている。そりゃそうだ。だが、納税者が公的サービスを使うのもまた当然のことである。冒頭で記したように、今回の待機児童問題を受けて、保育制度充実を要望する署名が2万8000も集まった。少なくともこれだけの人々が、「納税の義務」を果たしながらも、保育園に預けることができずに困っているのだとしたら、それこそ「私たちの血税だぞ!」と怒りたくもなるのではないだろうか。

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

twitter:@watcherkyoko

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