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お得な「ふるさと納税」をゼロから解説、面倒なようで実は簡単! すべての納税者必見!

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こんにちは。ファイナンシャルおねえさんこと、ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子です。

“ふるさと納税”という言葉を聞いたことがない大人はいないかも、と思うほど普及してきました。私も、テレビやラジオ、イベントなどあらゆる場面でふるさと納税の仕組みについてお伝えしていて、「もう、この話はいらないかな?」と思うこともあるほどです。でも、まだまだやるべき人がやっていない、興味はあるけど実際にやっていない、そんな人も山ほどいらっしゃいます。懲りずにせっせと伝えていかなければいけないですね。

ということで今回は、ふるさと納税の仕組みや、ぜひやるべき人を超簡単に解説していきます。もしも「私のこと?」と思ったら、今年のうちに実行しましょう! 既にやっている人は、身近な人におすすめしてくださいね。

「ふるさと納税」はお金で示す応援の「気持ち」です

「ふるさと納税」。このネーミングをみると「生まれ故郷に税金を払うのかな?」と勘違いしがちですが、ここに2つの誤解があります。

まず、「ふるさと」とありますが、生まれ故郷である必要はありません。全国のどこでもOK! そして、「納税」とありますが、税金ではなく、払ったお金は「寄附」の扱いになります。

寄附をすると、相手からなんらかのお礼をいただけることがあります。もらえるお礼で寄付先を決めるのもいいですが、生まれ故郷、思い出のある大好きな街、テレビなどで見て応援したいと思った街など理由があると気持ちの満足が大きいのでおすすめです。

私は生まれ故郷の「北海道占冠村」に寄附をしています。ある年は、いくつかあるお礼のうち、林業の盛んな村らしい木工製品(鍋敷きと箸)を選びました。実は、私の亡き父親は占冠村の山で木を植えたり測ったりする仕事をしていました。木工製品を手にすると、懐かしい大自然の風景が思い出されます。「もしかして、この木を植えたのはお父さんだったりして……」そんなことを考えると涙が浮かんできました。

ふるさと納税でいただいたものは、特産品だけでなく、生まれ故郷と亡き父に思いを馳せる時間だったのです。

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川部紀子

ファイナンシャルプランナー(CFP® 1級FP技能士)。社会保険労務士。1973年北海道生まれ。大手生命保険会社に8年間勤務し、営業の現場で約1000人の相談・ライフプランニングに携わる。その間、父ががんに罹り障害者の母を残し他界。自身もがんの疑いで入院する。母の介護認定を機に27歳にしてバリアフリーマンションを購入。生死とお金に翻弄される20代を過ごし、生きるためのお金と知識の必要性を痛感する。保険以外の知識も広めるべく30歳でFP事務所起業。後に社労士資格も取得し、現在「FP・社労士事務所川部商店」代表。お金に関するキャリアは20年超。個人レクチャー、講演の受講者は3万人を超えた。テレビ、ラジオ等のメディア出演も多数。近著に『家計簿不要!お金がめぐる財布の使い方』(永岡書店)がある

twitter:@kawabenoriko

サイト:FP・社労士事務所 川部商店 川部紀子】

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