社会

恋人でも夫婦でも、セックスの強要をしてはいけない。デートレイプについて

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 「デートレイプ」とは、自分にとって“身近な人”な人から受ける強姦や非合意の性交(準強姦ともいう)のことです。“身近な人”というのは、仲の良い友達、知り合い、元恋人、さらに恋愛関係にある恋人などが挙げられます。

 恋人同士だからといって常に性交に互いが合意しているとは限りませんし、性交を無理強いすることは許されないのです。友達や知り合いであっても同様です。暴行や脅迫を用いて性交すれば強姦になりますし、アルコールや薬物を利用して相手から判断能力を失わせるなどして性交を行えば準強姦になります。被害者側が刑事告訴に踏み切れば、強姦罪や準強姦罪が適用されます。デートレイプは性犯罪なのです。

 強姦(いわゆるレイプ)というと、夜道を歩いていて突然見知らぬ誰かに襲われて……という状況を連想しがちですが、実は顔見知りの者から強姦されるケースが多いことが明らかになってきました。そういう意味では、強姦の大多数はデートレイプに該当するともいえるでしょう。

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 被害者サイドとしては、加害者が身近な人だから被害に遭ったことを訴えにくく、また暴行や脅迫はされなかったけど(性交を)断れなくて我慢したという場合には、非合意の性交だったことを立証するのは難しいものです。そのため、身近な人からの強姦や準強姦であるデートレイプはなかなか立件されにくいのが現状といえます。

 なお、夫婦間の強姦や準強姦は、ドメスティックバイオレンスの一種とみなされていますが、こちらも被害者からの申告があれば強姦罪や準強姦罪が適用されることもあります。

中崎亜衣

1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

バナナ&ストロベリー

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