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「専業主婦」という選択が理解できない、という疑問への多様な答え

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Photo by Filippo C from Flickr

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 専業主婦という生き方を選択する経緯は人それぞれ。子供がある程度大きくなるまでは家にで世話したい……夫の強い希望で……出産後に体を壊して……と十人十色だ。だがこうした選択を疑問に思う層がいる。今回は、そんなトピを紹介したい。

専業主婦って何でしょう?

 「最近小町にハマっている」という男性トピ主(自営業・40代後半)は長年の疑問を相談したい、とトピを立てた。

 トピ主の家は代々農家だったので、男女共に死ぬまで働くのが当たり前という環境で成長した。そのため、専業主婦の存在が理解できないのだという。価値観の違いは認めているし、どのような生き方をするのも本人・夫婦の自由だと思うが「働かない人生って楽しいのでしょうか?」と疑問を呈する。

 トピ主は妻との間に3人の子がおり、夫婦共に好きな仕事をして、家事・育児も時間がとれる方・得意な方が分担し、対応できない時には両方の両親に助けてもらって過ごせているという。

「今更関係ないのですが、妻が専業主婦なのに家計の管理をして、働いている夫の小遣いが月3万円とか聞くと、働いていないのに夫の給料を我が物のように考える妻・いいなり状態に甘んじる夫の考え方が全く理解できません。お分かりになる方、どうか教えてください」

という質問だ。

 こういった質問をこの小町にぶっこんでくる40代男性トピ主、命知らずとしか言いようがない。完全に喧嘩を売っていると思われても仕方ない状況だ。てか本当に男なの? という疑問もわいてくるがそれは脇に置いておこう。

 この質問には実にさまざまなコメントが寄せられた。専業主婦である女性からのものも多く、そこに至った理由や思いも様々だ。また「働かない人生」と記すなど、専業主婦を“働けるのに働かない”と捉えているともとれるニュアンスのトピ文に噛み付くコメントも多かった。

「私は専業主婦です。うちの主人は、箸ひとつ出しません。家事一切をやりたくないから、私に専業主婦でいてほしいと言います。なので、全部私がやります。その代わり『俺が責任を持って生活費を稼いでくるから安心してほしい』と言ってくれます。決して妻の言いなりになっているわけでも、私が給料を好き放題に使っているわけでもないですよ。要は、その家庭がうまくいけばそれでいいのですよ」

「私の夫(リタイヤ済み)はサラリーマンで、私は35年、専業主婦です。家の場合は、旦那の給料で充分生活が出来ました。私が働かない理由は、自分自身、独身時代に働くのが嫌になって、昔の言葉で、永久就職(結婚)をしたと言う部分もあります。そして、私自身、不器用で家事、育児、と仕事と両立できないんです。忙しくなればイライラ、家族に当たり散らしてしまうんです。
夫も、私が専業主婦でいることに、何とも思っていませんでしたし、寧ろ、その方が、夫自身も仕事から帰ってきて、家事をやらなくてもいいから、良かったんです」

「世の中には子供を持つために仕事を辞めざるをえないという状況(女性)もあるのです。楽しいか否かではありません。夫としても妻に専業主婦になってもらわなくては自分の子供が持てないのはわかっていますから、小遣い云々なんて小さな事です。妻が『専業主婦は嫌だ』と言えば子供を持つことは一生叶わないんですから」

「私も、専業主婦なんてって考えはもっていて、仕事をもっとしたい! という、主張もしました。が、主人に仕事を辞めて家に入ってほしいと懇願され専業主婦になりました。初めは無価値感でいっぱいでしたが、主人が与えてくれた専業主婦の時間を楽しむと決めてからは、幸せでいっぱいです」

「私は50代後半の専業主婦です。転勤族です。転勤という事もあり働いてませんが、実は20代独身の頃から働きたくない、主婦になりたいとい第一希望がありました。言い換えると『働きたくないから結婚した』と言えると思います。しかし、そういう甘えはいつかしっぺ返しがやってきます。夫は家庭を顧みない自分勝手な人でしたから、子育て、家事のほとんどを見知らぬ土地で一人奮闘するしかありませんでした。実際は働ける環境でもなかったのです。
働きたくないという心にはやはり引け目を実は感じていて、どこかいつも自信がありません。ですから、転勤族でもできる、アルバイトなどに従事してい時も数年あります。そんな時は、働く喜びを感じていたりもしました」

「私は専業主婦10年目。夫が転勤族で、3年ごとに引っ越ししています。自分も元は大企業の総合職で10年働いたので働きたいしそっちの方が断然向いています。しかし、夫も大企業の重要ポジションで出世の大事な時期もあったため、夫の転勤を機についていくことにし、子供が二人産まれて退職しました。もちろん両実家が遠いので一人で育児です。ノイローゼになりますよ。
夫は激務で平日はほとんど頼れず 子供が二人、幼稚園で習い事もしているので送り迎えしていると一日終わりますし、小学生になってもPTAがあったり ましてや働こうとすると、フルタイムでは無理です。
下の子が中学になったら働こうと思っていますが、子供の習い事や学校に携わり実家も遠いし能力があっても専業主婦って多いと思いますよ 特に首都圏はそうなると思います」

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

twitter:@watcherkyoko

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専業主婦になるということ