エンタメ

上戸彩「誰かのために生きることで輝く」という妻・母としての模範回答と、小林麻央をめぐる視線の変化に共通するもの

【この記事のキーワード】
「ar 2017年 07月号」主婦と生活社

「ar 2017年 07月号」主婦と生活社

6月10日から公開中の主演映画『昼顔』が成績好調の上戸彩さん(31)が、同作公開に際して受けたインタビュー記事を読んだ。件の記事は毎日新聞に掲載されたもので、タイトルは『<上戸彩>女性が輝き続ける秘訣は「誰かのために生きること」』。このタイトルを見ただけで「ウッ」となり、これは絶対メンタルに良くないと思ったが、怖いもの見たさでついついタップしてしまった(子どもと四六時中一緒だった今週末、寝ている子どもを抱きかかえて電車に乗っていた時のことだ。そして読み終わると一気にどんよりした気持ちになって、自分の肩にのしかかって眠る我が子の身体がより一層重く感じられた)。

上戸さんはまず女優業について意欲を語り、話はプライベート事情に移行していく。「休日は完全に子どもタイム」で親子でゆったりと過ごすことが多いが、もし一人で過ごせる休日があるなら「高級なエステに行きたいですね。何から何まで癒やされて1日中ゆったりできるエステに行きたいです」(ダイエットに成功したスタッフに高級ホテルのエステをプレゼントしたそうで、一緒に行きたいとのこと)。いいなあ高級エステ、などと油断していると、次の言葉に思わずのけぞる。女性が年齢を重ねても輝き続けられる秘訣について聞かれ、彼女はこう答えている。

「誰かのために生きることかな。私は昔から家族だったり、友達だったり、自分のために頑張ったことってないような気がします。これをしたら家族や友達が喜んで、何か(自分にも)ご褒美があると思っていつも頑張っているから」

完璧だ。彼女のこの答えこそが、まさに、今も昔も世間が「女性」や「母」や「妻」に求めている“理想”であり“あるべき姿”であり“正解”ではないだろうか。そしてこれを記事では<深い答えが返ってきた>と。誰かのために、が、深いのかぁ。

思えば、“タレント・上戸彩”の価値観はずっとぶれていなかった。アイドル女優として人気を博すようになった10代の頃から、ドラマやCMにほぼ絶え間なく出演していた20代を経て、結婚・出産を得て仕事復帰を果たした30代に突入した現在も、インタビューなどでは常に一貫して「家族が大切」である姿勢を見せている。(ひょっとしたら事務所の戦略もあったのかもしれないし、全部が全部彼女の本心なのかこちらには知る由もないが)一般的に見て、思春期の頃からずっと発言の筋がぶれていないこと自体、相当すごいと思う。今回のインタビューでも、おそらくそのぶれない価値観を語ったに過ぎないのであろう。

1 2

中崎亜衣

1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

バナナ&ストロベリー

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

[PR]
[PR]
HiGH & LOW THE LIVE(初回生産限定)(スマプラ対応) DVD