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「一度でも分譲に住むと、賃貸に抵抗が」愛着を持てる住まいの夢をあきらめないシングルマザー

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「女ひとり、家を買う。」Photo by Amanda B from Flickr

「女ひとり、家を買う。」Photo by Amanda B from Flickr

 家を買い隊のなかで、最も積極的に動いているメンバーのひとり、姉ケ崎さん。すでに親から譲り受けた所有物件があり、そちらを売却した資金を元にしたマンション購入、および住み替えを希望しています。

 今までのレクチャーで「今後、大多数の不動産の価値は下がる」という予測に触れたことにより、手持ちの物件を売るなら、早い方がよいと考えたとのこと。さっそくふたつの仲介会社に見積もりを依頼したのですが、思い通りにいかないこともあったようです。

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姉ケ崎寧々さん。38歳

【プロフィール】
東京都江戸川区で、2歳の子どもとふたり暮らし。離婚歴あり。現在は最近親から譲り受けたばかりの築
20年、3LDK90㎡のマンションに住んでいる。しかし家が寒いのと日当たりが悪いのが気になって、住み替えを検討中。フリーランスのデザイナーで年収は200万円弱。

▼これまでの姉ケ崎寧々さん
「家を売る」ための基礎知識を知れば、「家を買う」ときに欠かせない重要ポイントが見えてくる!
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仲介業者を決めた決定打とは

ーーいよいよ売却の具体的な手続きをされたんですね。

姉ケ崎寧々さん(以下、姉ケ崎):はい。私が購入する家を探すお手伝いをしてくれていた業者Aと、個人的に知り合った不動産仲介業の方が勤めるBの2社に査定してもらいました。結果をいうと、両者とも同じぐらいの金額だったんですよね。それで、ずっと内見でお世話になっていたAの業者に任せてみることにしました。とりあえず“専任媒介”にして様子を見ます。

▼専任媒介について知りたい人は…
「家を売る」ための基礎知識を知れば、「家を買う」ときに欠かせない重要ポイントが見えてくる!

ーーA社に依頼することにした、決め手は何だったのでしょうか。

姉ケ崎:理由は結局のところ、義理・人情です……。今まで購入物件を継続的に紹介してくれたり、売却の件でもしつこく営業をかけてくれるので(笑)。「これだけ熱心だし、一回頼んでみようかな」という気持ちになりました。

ーー姉ケ崎さんは仕事に子育てにとお忙しいでしょうから、しつこいぐらい積極的で、ちょうどよいのかもしれませんね。

姉ケ崎:それに私自身も、ロジカルに割り切れないところもあります。不動産の価格は駅からの距離やマンションの階数などからおおよそ割り出せるそうで、実際に2社ともほぼ似たような金額の適正価格が提示されました。でも、私としてはもっと高く売れてくれないと困る。そうでないと新たにローンを組んだとしても、希望の物件に住み替えることは難しいですから。こういった気持ちは理詰めで納得できるものではありません。ですから、不動産屋さんにも少しでも高く売れるように動いてくれることを期待してしまいます。そこには相手側の義理・人情って必要だと思うのです。

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