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金子恵美議員の「公用車で保育園送迎」問題視と待機児童問題を絡めてはいけない

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衆議院議員 金子めぐみオフィシャルブログより

衆議院議員 金子めぐみオフィシャルブログより

6月29日発売の「週刊新潮」(新潮社)201776日号に、自民党の衆院議員で総務大臣政務官の金子恵美議員(39)の公用車私用疑惑が報じられました。ちなみに金子議員の夫は、妻の出産直後に「ゲス不倫」が報じられ辞職に至った、元自民党衆院議員の宮崎謙介氏です。妻である金子議員は、20162月に長男を出産、産休育休の後、議員復帰しました。

今回の記事によると、国会閉会翌日の619日、金子議員を乗せた公用車は衆議院第二議員会館の駐車スペースに停車。公用車には金子議員の長男(1)も同乗していて、金子議員は長男と共に降車し、会館地下の認証保育所に長男を送り届け、再び公用車に乗って霞が関に向かったそうです。つまり<保育園の送り迎えに公用車を使っている>。それもこの日1日だけじゃなく、日常的に。さらには、母親を東京駅に送り届けるのにも公用車を使った、とのこと。税金で賄われている公用車を私的使用するとは、おい何事だ、と批判されているわけです。

金子議員は629日早朝、ブログで今回の経緯を説明。総務省の考えでは、『公務を行う場所と保育園が同じ』、『総務省への経路上で家族を乗せている』ため、運用ルール上問題はない」こと、また、「子どもの保育所が入っている議員会館内には私の事務所があり、総務省だけでなく、こちらでも日常的に公務を行っております。また、総務省で公務を行う際にも、この会館の側を通りますことから、公務に赴く・もしくは公務を終えて宿舎に帰る道すがら、公用車に子どもを乗せたことが何度かございます」「私的な目的のために、つまり保育所の送り迎えを前提に、公用車を呼び出し使用したというような事実は一切ございません」と、記しています。

また、母親を公用車に乗せた話については、「私と夫のみでは仕事と子育ての両立が難しく、新潟から母を呼び出しておりました。私が大手町から総務省の公務に赴く際、一緒におりました母を、道すがら東京駅に降ろした形です。公私混同してはいけないという思いから強く遠慮する母に対し、足の悪い様子を見て、乗せてくださいました。勿論、母を乗せる前提で公用車を使用したわけではありません」。このように詳細を説明したうえで、「そもそも公用車に家族を同乗させてよいのかというご批判に対し、改めて自身の行為を振り返り、真摯に受け止めたいと思います」と綴っています。

29日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演した社会学者の古市憲寿氏(32)は、「まったく問題ないと思っていて、これがダメだってなったら働くお母さんが政治家をやるって無理になっちゃう」と金子議員の行動に理解を示し、その一方で「ずるいって声があがるのもわかる」と、待機児童問題の解決を求めていました。

逆に、元宮崎県知事の東国原英夫氏(59)は29日、自身のTwitterアカウントにて「総務省の公用車私用規定には問題無いのかも知れないが、問題は、一般国民や働きながら子育てされている方々から見たらどう思われるか。その洞察力・想像力・判断力が国会議員には求められる」「保育園くらい自転車で行け」「大体、たかだか2回生の39歳の国会議員が公用車常用なんて、10年早いわ」と金子議員を批判しています。

また、30日放送の『ビビット』(TBS系)に出演した、自身も一児の親であるタレントの真鍋かをり(37)は、「(金子議員の行動を)問題として議論されていること自体がおかしいな」「このケースで仕事の途中で保育園に送っていくことがダメだったら、もう働くお母さん誰1人、仕事と子育て両立できないと思うんですよ」と擁護、また「自民党の中から、誰か、子育て中の議員は全力でサポートします、何がいけないんですかって誰か言って欲しかった」と訴えました。

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中崎亜衣

1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

バナナ&ストロベリー

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