連載

30代、金融職女性が投資として「貯蓄で不動産を一括購入」を検討した結果出した、厳しい結論とは

【この記事のキーワード】

onnahitoriiewokau_top

家を買い隊のなかでも、忙しくて参加の時間が取れないメンバーもいました。でも連載をチェックしながら、独自のトライアルをしていたよう。今回はフリーランスのお仕事をしているあいさんにお話をうかがいました。

【あいさん】
43
歳。フリーランス。シングル。小田急線沿線でひとり暮らし。不動産を購入する場合は、資産として貯蓄での一括購入を予定。

ーーもともと資産として不動産を購入したいと考えていた、あいさん。即金での購入が希望と、お金面では心配はなさそうでした。連載が続くなかで気持ちの変化はありましたか?

あいさん(以下、あい):全体的な不動産の価格の推移はチェックしていました。ただ、コンパクトシティ化(行政サービスの範囲を限定する政策)が進む見込みがあったりして、不安要素が大きいんですよね。また、今後日本の人口が減っていくのは確実ですから、日本全体を平均すれば不動産価格は下がっていくと思いますし。私としては、不動産は投資の対象として魅力的ではないと結論を出さざるをえませんでした。

狙っていたのは、高級物件

あい:家を買い隊のアドバイザーをしてくださっている長嶋さんの著書『不動産格差』(日本経済新聞出版社)でも触れられていましたが、今の日本では不動産の価格が上がりにくい状況。そう結論づけるまでは購入を検討している物件もあったのですが、最近はあまり動いていませんね。

ーーそれまでに購入を検討していたのはどんな物件ですか?

あい:中古で、購入価格は1億5千万円ほどのマンションです。

ーーわー! かなりの高級物件を狙っていたのですね。

あい:私はお仕事の関係で、日頃から株や為替の運用をしています。不動産購入はそういった資産を分散させる投資先のひとつという認識。だから、資産価値にはシビアになるんです。

ーーお仕事柄、投資に詳しいのですね。プロの目から見て、現在の日本の不動産には投資する価値がないのでしょうか。

あい:市場だけみれば、そういえると思います。でもたとえば相続税が払えなくて急きょ売りに出るような、掘り出し物の物件に出合えたら購入を検討するかもしれません。ここのところ海外の不動産に興味を持って調べています。アメリカ、マレーシア、フィリピン、カナダあたりの不動産はチェックしていますね。

ーー人口が減少しているのは日本固有の事情ですものね。海外に目を向ければ、ほかに不動産投資で大きな利益を得られる国はあるかもしれません。資金があると、物事を考えるスケールが大きくなって、素敵です。

1 2

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

働く女性たちへ 今すぐマンション投資を始めなさい