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常に女性の新しい生き方を伝えてくれる女優・山口智子。あの潔さは一体どこから生まれてくるのだろうか

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山口智子公式HPより

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 現在放送中の『ハロー張りネズミ』(TBS系)に出演中の女優・山口智子さん。風かほるという探偵事務所の所長を演じています。かつては連ドラの女王と呼ばれた彼女ですが、1995年に俳優の唐沢寿明さんと結婚をしてからは仕事をセーブ。96年の『ロングバケーション』(フジテレビ系)以来、16年ぶりとなる連ドラ『ゴーイングマイホーム』(関西テレビ、フジテレビ系・2012年)以降、『心がポキッとね』(フジテレビ系・2015年)など、徐々に連ドラにもメインキャストとして復帰しています。

男前な背中に女性たちが食らいつく

 1986年に東レ水着のキャンペーンガールとしてデビュー。今や女優の登竜門になった雑誌『CanCam』(小学館)のモデルを務めた後に、朝ドラ主演に抜擢されるという、正に絵に描いたような女優街道を突っ走っていました。当時、同じくトレンディドラマで活躍していた鈴木保奈美さん、中山美穂さん、安田成美さんなどの同世代の女優さんとは一線を画す、艶っぽさを極力排した爽やかさ全開のイメージを売りに、女性支持率をぐんぐん伸ばしていったのです。

 彼女の出演作品でインパクトが特に強かったのは以下3作。

 『もう誰も愛さない』(フジテレビ系・1991年)では、二度も刑務所にお世話になった挙げ句、自分をハメた男を愛し続けて子どもまで出産するという田代美幸役を演じ、朝ドラから続いていた純粋な女というイメージを完全に一新しました。

『もう誰も愛さない BOX』フジテレビジョン

『もう誰も愛さない BOX』フジテレビジョン

 ドラマ内では吉田栄作に「舐めなさいよ!」と、自分の足にかかった牛乳をストッキングの上から舐めさせるという衝撃シーンも。「ジェットコースタードラマ」と呼ばれたほど、物語がハイスピードで進んでいく壮絶なサスペンスドラマです。

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スナイパー小林/小林久乃

文筆家、編集者、エンタメ&テレビドラマ評(コラム)からの愛酒家。出版社2社で女性ファッション雑誌、情報誌の編集部員を経て、まんまとフリーランスに。ライターの先生や地方で講演と楽しいおしゃべり仕事もしてます。静岡県浜松市出身。アラフォーで正々堂々の独身を誇る…。

@hisano_k

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