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まだ言うか格差婚 新婚の島袋寛子夫妻、神田沙也加夫妻が受ける視線

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挙式かわいい!(神田沙也加Instagramより)

挙式かわいい!(神田沙也加Instagramより)

 発売中の「女性自身」(光文社)に、2組の“格差婚夫婦”を扱う、似た論調の記事が掲載されている。一組は、今年2月に結婚した元SPEED島袋寛子(33)と早乙女友貴(21)、もう一組は今年5月に結婚した神田沙也加(30)と村田充(39)だ。

 前者の記事タイトルは、『島袋寛子 結婚6カ月、家も車も“妻のお金”だったが…12歳年下夫 早乙女友貴「もう頼らない」“格上妻”との約束』。

 後者は、『神田沙也加 夫・村田充は俳優業にこだわりなし!? 母聖子イラッ! 新婚夫の“主夫”願望』というタイトルである。

 内容はタイトルそのままで、まず前者は、結婚してから夫婦は妻・島袋の所属事務所が所有する渋谷区内の高級マンションを格安で借りて暮らしており、愛車も島袋が購入したものだったが、6月に都内の別の高級マンションに引っ越したという。なぜかというと「早乙女さんに“自分こそが一家の大黒柱”の自覚が芽生えたのでしょう」(芸能プロ関係者)。また、早く子供が欲しいと言う島袋は仕事をセーブするつもりで、これからは夫が頑張って稼ぐ……という内容である。結婚してから早乙女は「目の色」を変えているそうで、つまり妻を養うべく仕事を頑張るということなのだろう。

 もう一方の夫婦については、夫である村田があまりに沙也加を愛しており「“沙也加ファン”が高じて、ほれ込んだ愛妻のプロデューサーとして“裏方”に回ってもいい」と考えており、沙也加が輝く姿を見られるなら自分は主夫としてサポートするのもありだと言っている……と、“2人の知人”が笑いをまじえてコメント。これをもって『新婚夫の“主夫”願望』としているのだが、これを同誌は<仰天計画>と評し、松田聖子の胸中を「聖子さんは、2人が収入面などで“格差夫婦”になったらと心配」していると“音楽関係者”が代弁する。<仰天計画>を知れば聖子はいっそう憤怒するだろうと締めている。

 両方の記事に共通するのは、「夫の方が妻よりも仕事で輝くべきで、稼ぐべきで、家計を支えるべきだ」という家族観。一般的に男女間の賃金格差がまだあり、解消に至っていないことは確かだが、しかし彼らは芸能人なのだから、妻が夫より「輝くし、稼ぐ」ことは大いにあり得る。そんな夫婦の夫を「情けない」と貶めるのが、主婦層を読者ターゲットとする女性週刊誌の基本姿勢だ。

 島袋も神田も、「彼が私よりもたくさんのお金を稼いで、私をラクさせてくれるから」なんて理由で結婚に踏み切ってはいないだろう。そんな思惑があれば、いわゆる成長企業の経営者なり、大地主なり、億の値がつくスポーツプレイヤーなり……彼女たちの知名度と人脈なら狙いどころはたくさんある。ゆえに、こうした“格差婚”を揶揄する視線は、当人たちにとって的外れに違いない。

 そして彼女らのような芸能人に限らず、「夫にはたくさんのお金を稼いで、私をラクさせてほしい」との理由で結婚を決意する女性がすべてではないし、「女ではなく男が大黒柱であるべきだ」という家族観に縛られない男女もいるはず。なんでもかんでも<これが正しい夫婦のかたち>に当てはめないでいただきたいものである。

ヒポポ照子

東京で働くお母さんのひとり。大きなカバを見るのが好きです。

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