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ハリウッドで発展するワインスタイン騒動が日本に波及されない理由

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wikipediaより

 105日に『ニューヨークタイムス』が大物映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏による複数の女優・モデルらへの性暴力を告発した記事をきっかけに、ハリウッドに横行する性暴力問題が明るみとなってきている。

 ワインスタイン氏の行いについては、堂本かおる氏の記事ですでに報じている通りだ。

ハリウッドの怪物プロデューサー、ワインスタイン怒涛のタイムラインと、女性たちの「#Me Too

 その後、ワインスタイン氏にとどまらず、過去に様々な監督、プロデューサー、俳優から受けた性暴力が告発される事態にまで発展した。「自分も性暴力を受けた」とハッシュタグ「#Me too」を使って。

 例えば当時17歳の作家アナ・グレアム・ハンター氏は、俳優のダスティン・ホフマン氏から、体を触られセックスの話題を振られたことを告発。ホフマン氏は「自分の行いが彼女に不快な思いをさせたのであれば申し訳ない」と謝罪をしている。

 また『ラッシュアワー』や『X-MEN: ファイナル ディシジョン 』などで知られる映画監督のブレット・ラトナー氏は、性的いやがらせをされたと、6人の女性から告発を受けている。告発者のひとりであるナターシャ・ヘンストリッジ氏は、ラトナー氏からオーラルセックスを強要されたと証言。ラトナー氏の弁護士はこれらを否定し、名誉を毀損する行為だと批判している。

 11月に入ってからは、俳優のケヴィン・スペイシー氏が、同じく俳優のアンソニー・ラップ氏から、14歳の時にスペイシー氏から性的なアプローチを受けたと発表。スペイシー氏は、自身のTwitterInstagramにて、「その出来事を覚えていない。だが、そうした振る舞いをしていたとしたらお詫びしたい」といった主旨の謝罪を投稿し、さらに「これまで女性とも男性とも関係を持ってきたが、いまはゲイの男性として生きている」とも記していた。

 スペイシー氏のこの謝罪については、「(ゲイだと発表することで)論点をすり替えている」「未だに強く残るゲイ=ペドフィリアという偏見を強化しかねない」などと批判が殺到している。また俳優のロベルト・カバソス氏は、スペイシー氏はラップ氏だけでなく、日常的に若い男性俳優に性的嫌がらせをしていたとFacebookに投稿し、物議をかもしている。

 それぞれの告発が事実であるかどうかは、今後検証されていくだろう。また、おそらく今後もエンタメ界に蔓延する性暴力告発は続くと思われる。

 一方、日本はどうだろう。

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