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「つみたてNISA」は、投資の初心者に絶好の制度。先行き不安な将来に向けて、まずは検索を!

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生き延びるためのマネー/川部紀子

 こんにちは! ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子です。

 201710月から日本の「株価」にとって、歴史的なニュースが続いています。もっともメジャーな指標「日経平均株価」が連日上昇し(日経平均が1年半ぶりに2万円台まで回復!……でも日経平均株価って何?)、1024日には過去最長の「16日」連続上昇を記録。111日には約2144カ月ぶりの高値を更新しています。

 実感はさておき、ニュースだけ聞くと何とも景気の良さそうな状況です。「こんなに株価が上がるなら投資をしておけば良かったかな、もう手遅れかな、どうなんだろう」と考えている人も多いようです。

 景気の良さそうなニュースが流れている一方で、給料、退職金、公的年金など未来の収入面にあまり期待が持てない空気はあいかわらず漂ったままです。その上、今後さらなる増税は免れられないでしょうから、お財布からの支出はこれからも増えることになりそうです。そんなとき、投資で恩恵を受けられたら嬉しいですよね。

 投資をちょっとやってみたい気はするけれど、タイミングがわからない……そんな方にとって良いきっかけとなるかもしれない制度「つみたてNISA」が来年1月から始まります。ということで今回は「つみたてNISA」についてカンタン解説していきましょう!

つみたても何も、そもそも「NISA」って?

 一言でNISAを解説するなら、「投資で儲けても税金がかからない制度」です。でも、ここで、「投資で儲けると税金がかかるの?」と思う方もいるでしょう。まずはここからお伝えしていきます。

 ほとんどの人が通帳記入をしたことがあると思います。通帳をみてみると、残高があれば、時々「お利息○円」という印字があるはずです。あの「お利息」とは、実は利息の中から20%の税金が差し引かれた残りなのです(今は地震の復興特別所得税も引かれているので20.315%です)。投資も同じで、儲けが出ると儲けた額から20%の税金が差し引かれるルールになっています。要は、お金が増えたら増えた分×20%の税金がかかるということです。

 つまりNISAは、この20%の税金が差し引かれない、という制度なのです。NISAは、預貯金は対象にはなっていません。もしかしたら国は、国民に対して、預貯金ではなくて「投資」にお金を回してほしいのかもしれませんね。

 NISA自体は2014年にできた制度で、1年間に120万円の投資額までで儲けが出た場合が恩恵の対象となります。たったの15000円を投資しただけでも、120万円を一括で投資をしても、不定期でバラバラの金額でもOKです。税金がかからない期間は最長5年です。

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川部紀子

ファイナンシャルプランナー(CFP® 1級FP技能士)。社会保険労務士。1973年北海道生まれ。大手生命保険会社に8年間勤務し、営業の現場で約1000人の相談・ライフプランニングに携わる。その間、父ががんに罹り障害者の母を残し他界。自身もがんの疑いで入院する。母の介護認定を機に27歳にしてバリアフリーマンションを購入。生死とお金に翻弄される20代を過ごし、生きるためのお金と知識の必要性を痛感する。保険以外の知識も広めるべく30歳でFP事務所起業。後に社労士資格も取得し、現在「FP・社労士事務所川部商店」代表。お金に関するキャリアは20年超。個人レクチャー、講演の受講者は3万人を超えた。テレビ、ラジオ等のメディア出演も多数。近著に『家計簿不要!お金がめぐる財布の使い方』(永岡書店)がある

twitter:@kawabenoriko

サイト:FP・社労士事務所 川部商店 川部紀子】

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家計簿不要! お金がめぐる財布の使い方