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明石家さんまのセクハラ、桐谷美玲に「DNAもらってこい」小倉優子に「妊娠うらやましいか?」 冗談でも…

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明石家さんま

「吉本興業」公式サイトより

 1224日放送の『行列のできる法律相談所 クリスマスザンゲSP』(日本テレビ系)で、桐谷美玲(28)が司会の明石家さんま(62)にセクハラをされたと告発した。年末らしく、ゲストが2017年を総括して今年の「罪」を懺悔するという企画内容だったが、ゲストの桐谷は「自分ではなくて、懺悔してほしい人ならこの中にいます」と、明石家さんまから昨年投げかけられた言葉を明かした。

 昨年、「FIFAクラブワールドカップジャパン2016」(クラブW杯)の特別番組で共演した桐谷とさんま。試合前に試合会場のエレベーターで遭遇した二人だったが、さんまは「桐谷。今夜、ロナウドに抱かれておけ。未来の日本代表のためにロナウドのDNA、ゲットしてこい!」と進言したという。ロナウドとは、レアル・マドリード(スペインリーグ)のスタープレーヤーであるクリスティアーノ・ロナウド選手のことである。

 本番を控えて緊張感が高まっていた桐谷は動揺してしまったという。VTRには「信じられない一言」「最低の下ネタだった」と、ナレーションが入った。しかし、さんまは「俺は真剣に言うたんや。ロナウドのDNAが日本サッカー界に必要や、と。下ネタでも何でもないねん」「芸能界の先輩の言うことを聞いてくれたらいいねん」と弁明。

 番組レギュラーの北村晴男弁護士が「完璧なセクハラですよ」と指摘し、他の共演者らも「セクハラ!」とコールしたが、さんまは「ロナウドの子どもやで!」と悪びれない。おそらく本当にセクハラでもなんでもない、冗談のつもりなのだろう。そして多くの視聴者も、これを“さんまの芸風”として許容しているのではないだろうか。ただ、桐谷に件の言葉をかけたのはテレビカメラの前で笑いの仕事をしている最中ではなく、バックステージ。確かにセクシャルハラスメント案件だ。下ネタというか、未来の日本代表のために子供を産んでほしいという発想が。

 一方、カメラが回る場面ではもっと露骨にセクハラで笑いをとろうとするのがさんまである。今年523日放送の『踊る! さんま御殿!! パパママ芸能人SP』(日本テレビ系)に、離婚から数カ月の小倉優子(34)がゲスト出演したのだが、同じくゲスト出演していた当時妊娠中の潮田玲子を紹介しながら、さんまは小倉に「(妊娠が)うらやましいか、ゆうこりんは」「子どもをまた産みたいとか……」「新しい旦那さんどや?」と話を展開。小倉は困惑気味の表情を浮かべていた。デリカシーがあるかないかでいえば、相当ない。ヤバい親戚のおじさんのようである。

 女性アイドルにも、さんまのセクハラマシンガントークは向かう。長寿ラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBS)でハロー!プロジェクトのアイドルたちと共演してきたさんまだが、公開セクハラで盛り上がることはしばしば。それをアイドルのファンも基本的には許容しているようだ。2012年のことだが、元モーニング娘。の光井愛佳(24)に、さんまが「お尻の穴みたいな顔やねんな」と発言した際は、さすがにファンからも「笑えない」との声が上がったが……。

 また、明石家さんまは家事や育児は女性の仕事という前提でトークを進めることも多い。すべてさんまにとっては悪気のない、そして相手を貶める意図もないのかもしれないが、放送20年を超える長寿番組を含め5本ものレギュラー司会番組を持ち、芸能界の頂点ともいえる地位に立つ以上、権力勾配を意識する必要はある。今、何がテレビで「面白」くて、何が「笑えない」のか――先頭を走り続ける人材だからこそ価値観を更新する時期なのではないだろうか。

ヒポポ照子

東京で働くお母さんのひとり。大きなカバを見るのが好きです。

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