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本郷奏多の謙虚な姿勢と役者論「細々と長く続けていければいいかな」

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『リピート~運命を変える10か月~』公式HPより

『リピート~運命を変える10か月~』公式HPより

 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 最近のテレビは平昌オリンピック一色で、メダルラッシュに湧く毎日。連日連夜、熱い応援で疲れちゃった人も多いでしょうね。この調子じゃ、ただでさえ苦戦しているドラマの視聴率が上がるわけないわよね。前にもちょっと書いたけど、最近は本当に深夜ドラマのほうが面白いのよ。各局が軒並み力を入れ始めたし、アツの周りでは「どの深夜ドラマが好きか?」なんて話題で盛り上がることたびたび。関東ローカルでの放送が多いからあんまりスポットが当たらないけど、お金をかけたゴールデンタイムのドラマより遥かにグッジョブなものがあったりするのよ。

 そんな中でもアツのお気に入りは『漫画みたいにいかない。』(日本テレビ系)。木曜日になってすぐの深夜1時頃の放送だから、リアルタイムで見ている人は少ないようだけど、東京03の3名と三代目J Soul Brothersの山下健二郎くん、山本舞香ちゃんの5人で繰り広げられる新感覚のシチュエーションコメディーで、シュールで哀愁ただよう笑いが後を引くのよね。ドラマなんだか、コントなんだかという微妙なラインを上手く線引きしていて、クスクス笑いながら気楽に見れてすごくいいの。

 脚本&監督は、バナナマンやバカリズムさんたちからの信頼も厚い放送作家のオークラさんで、企画プロデュースは日本テレビの川邊昭宏さん。同局『嵐にしやがれ』の立ち上げから関わっていた敏腕演出家が(浅野忠信さん似のイケメン!)、満を持して「今まで培った人脈をフルに活用することとアイデア第一勝負で」と挑んだプロデュース作品で、4月にはドラマのメンバーで舞台『漫画みたいにいかない。』の公演も行うそう。いい展開ね。

 huluで先行独占配信中だし、テレビだけに留まらずどんどん世界を広げていっていて、スタッフによると「会議でもいろんな意見が出て、自由に発言できるところもいい。何しろスタッフ自身が楽しみながら作ってるからね」とのこと。制作スタッフは「確かに深夜帯は予算も少ないけど、ゴールデンタイムのドラマに執着するのはどうなんだろ? それにドラマ班が作らないドラマの面白さがそこにはある!」って意気込んでいるんですって。

 少し前にフジテレビ系で放送されていた本郷奏多くん主演の深夜ドラマ『ラブホの上野さん』も面白かったわ。現在BSフジで『ラブホの上野さんseason2』が放送中だからぜひ見ていただきたいのだけど、奏多くん演じるラブホの上野さんが恋愛に悩む人々に、辛口だけど的確なアドバイスを送る恋愛指南ドラマで、松井愛莉ちゃんやアツイチオシの柾木玲弥くんが出演していて、オススメの作品なの。

 仲良しの俳優さんがゲスト出演したんだけど、「スケジュールはかなりタイトだったけど、スタッフとキャストの息もあっていて、みんなで一丸となって作ってる感じがして楽しかった。ちょっとした手作り感もあったし、同年代の俳優たちが多かったから刺激をもらったよ」って言ってたわ。

 少し前の深夜ドラマは「実験的に」やってみる感じが多かったけど、今や深夜ドラマは「才能と才能のぶつかりあいだから制作サイドはみんな真剣だよ。手なんか抜いたらすぐにバレるし、視聴者にソッポ向かれる。業界の人たちは各局の深夜ドラマをチェックして、会議でもどれが面白かったか、必ず議題に上がる」んですって。ゴールデンタイムのドラマもこのぐらい熱く盛り上がってくれればいいのにね。

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秘密のアツコちゃん

約20年間、アイドル、タレント、女優、俳優、監督や脚本家など、さまざまな業界人とともに仕事をしてきた結果、気づけばとんでもなく情報通に。毎日、テレビ局や出版社、レコード会社や映画会社などに日々出没し、マスコミ界隈をふわりふわりと歩き回っている。

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リピート (文春文庫)