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『アンナチュラル』を支える名バイプレーヤー・市川実日子の“バレー部の先輩感”に釘付け!

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『アンナチュラル』公式Twitterより

 例えばですけど、今共演している石原さとみさん。まあオーラが華やかです。スタジオや前室に現れたらパーっと華やぐというか、明るくなる。でも市川さんが登場したらどうでしょうか。仕事でご一緒でしたことはないので、あくまでも想像の範疇なのですが、ピリリと緊張感が漂うと思うんですよね。なぜなら彼女は絶対的な“先輩”感を漂わせていると思うから。「おつかれさまです!」とこちらが発したくなるような……。

 先輩風を吹かすような圧迫感とは違うんです。多くを語ることはない、カッコいい“バレー部の先輩感”。この独特の雰囲気が、ドラマや映画でも主役を殺すことなく、自身の存在を印象付けるという絶妙な立ち位置に繋がっていると私は思うんですけどね。

 さらに個人的な考察ですけど、身の周りを見渡してみると市川さんみたいなバレー部の先輩感のある女性は男性にも仕事にも溺れることなく、最終的に幸せをスッとさらっていきます。一般的にはツヤ肌でおっぱいも大きくて、流行りで言うところのあざと可愛い女性が「人生チョロかったー!」って雄叫びをあげるイメージが強いんでしょうけど、もっと自然に幸せを掴むのは“バレー部の先輩的女性”だと思うのです。すみません、こんなに豪語していますが私は帰宅部でした。

 さて『アンナチュラル』。素直に面白いです。TBS金曜22時枠のドラマに共通する独特の質感はそのままに、テンポの良さが視聴者を離しません。最終回まであと数話ですが、先輩へのあいさつ方々を込めて視聴をお勧めしておきます。

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スナイパー小林/小林久乃

文筆家、編集者、エンタメ&テレビドラマ評(コラム)からの愛酒家。出版社2社で女性ファッション雑誌、情報誌の編集部員を経て、まんまとフリーランスに。ライターの先生や地方で講演と楽しいおしゃべり仕事もしてます。静岡県浜松市出身。アラフォーで正々堂々の独身を誇る…。

@hisano_k

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