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ヒカキンは激務明かす…YouTuberは「好きなことで生きていく」楽な職業?

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ヒカキンがこんな苦労をしてまでYouTuberを続ける理由

 長時間モニターに向かい合って試行錯誤する動画編集もつらそうだが、やはり一番キツいのは、1365日、常にフレッシュな企画を考え続けなければいけないというところだろう。実際、ヒカキンは「単純に考えて、1365本ネタが必要ってことなんで。それって、普通ではないと思うんですよね。全部自分で考えて、失敗成功も自分次第っていうところの、明日あさってもわかんないっていう不安とかは、(サラリーマンの生活とは)違うつらさはあるかなと思いますね、やっぱし。今日終わっても明日があるので、落ち着かないっていうか、考えなきゃいけないし。でも、その歩みを止めたら終わるんだろうなっていう」と語っている。「今日は終わっても明日があるさ」というのは、普通の人々にとっては希望の言葉だが、YouTuberにとってはそうでもないのだ。

 本稿ではYouTuberのつらい側面ばかりにスポットを当ててしまったが、それでもYouTuberYouTuberであり続けるのはなぜなのか?

 お金? 有名になりたいという欲求?

 いや、そうではない。これだけの苦労をしても動画をつくり続けるのは、動画を見てくれた人が笑顔になってくれて、その笑顔や励ましに、ヒカキン自身も人生の意義を見出せるからだ。番組の最後にヒカキンはこんな言葉を残している。

「僕の動画で100万人ぐらい笑っているって考えると、誰でもできることじゃないことをできているっていうことを考えると、そっちのほうが、なんかいい人生だったって思えるんじゃないかと思うんですよね」

 楽しいこともあれば大変なこともあるのは、どんな仕事も一緒。YouTuberも同じだ。でも、大変だったら大変だっただけ、返ってくるものも大きい。ヒカキンは身をもってそんな人生訓を教えてくれているのかもしれない。

 一見すると、商品を紹介するだけで大金を得られるようなラクな仕事だと誤解されがちなYoutuberだが、ヒカキンの言葉からは「Youtuberって楽な職業じゃない」ことがわかる。ただ、小学生男子の人気職業として上位の「サッカー選手」「医者」「野球選手」もまた、なるのも続けるのも決してラクな仕事ではない。それらとジャンルは全く異なるものの、職業としてのYoutuberも、狭き門なのである。

(倉野尾 実)

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