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映画『クソ野郎と美しき世界』が好調!! SMAPファン以外もうならせる魅力的な作品

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 3番目は草なぎ剛と太田光(52)監督の「光へ、航る」。芸人・太田がクリエイターとしての才能を発揮した。「月刊ザテレビジョン」の取材に草なぎ剛は「僕の役がまあものすごいクソ野郎で。チンピラみたいな役なの」「『任侠ヘルパー』(フジテレビ系)の路線をもっと振り切った感じ」「一方的にぶん殴ったり、メチャクチャ」と振り返っている。草なぎ剛のチンピラ役とくれば最高でないはずがない。

 さらに『文藝春秋』で草なぎ剛は、太田光の絵コンテが「僕が見てきた監督史上、一番下手くそだった」と暴露。しかし絵コンテの出来は下手くそであっても、映画好きの太田の熱量は凄まじかったそうで、撮影前にすべてのシーンを太田自身が演じて見せたという。草なぎ剛は、「実際に太田さんが演出されると、脚本を読んで頭に描いていたよりも、はるかにいいシーンになることばかりだった」と納得。作中には「新しい地図」にかけて「地図が読めない」との台詞もあるなど、太田光の攻めたブラックジョークが散りばめられているそうで、鑑賞者からは「草なぎ剛の真骨頂」「また太田光と組んで長編1本作って欲しい」とかなりの評判だ。

 オムニバス上映のラストを飾るのが、2015年発売のSMAPのシングル「華麗なる逆襲」のMVを担当した児玉裕一監督のもとに映画の出演者が集結してミュージカルを披露する「新しい詩」。同映画は一見バラバラに見える3つのエピソードが、ラストのミュージカルで1本の映画として収束するという構成で作られている。文藝春秋』の香取慎吾いわく、児玉裕一に「他の話と最後に何となく合わせるんですか?」と確認したところ、「合わせないよ」と返答されたそうで、「まったくカラーの違う作品が、そのまんま四つ繋がっていく形になるだって」と各監督やスタッフの苦労をねぎらっていた。

 稲垣吾郎いわく、同作は「新しい地図」として新たなスタートを切るにあたり、「何か記念になるものを作りたいな」という思いが3人の共通認識としてあったそうで、スタッフからさまざまな意見が上がる中で、形として残る”映画”を選んだという。各界の凄腕が集結した映画『クソ野郎と美しき世界』、新しい地図のファンならずとも一見の価値はあるだろう。

(ボンゾ)

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