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渋谷すばるの関ジャニ∞脱退報道、納得のいく「理由」ではない?

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渋谷すばる「記憶 / ココロオドレバ 」INFINITY RECORDS

 「渋谷すばる『関ジャニ∞』を脱退へ」。412日の夜遅くにこのタイトルのネットニュースが公開されてからというもの、ヤフーニュースの話題ワードには“渋谷すばる”の文字がランクインし続けている。同記事のコメント欄への書き込みはこの原稿を書いている時点で約3000と相当な量となっており、そのほとんどが「エイター(関ジャニファンの総称)はこんなニュース信じません」「ガセ感、半端ない!」など、渋谷脱退説を真っ向から否定するものである。さらにこの唐突な渋谷の脱退報道は「411日に出た嵐・二宮和也と元フリーアナウンサーの伊藤綾子の交際継続報道の火消しである」との見解を述べるファンの声も多いようだ。

 火元は413日発売の「FRYDAY」(講談社)だ。記事は、関ジャニ∞でメインボーカルを務める渋谷すばる(36)のグループ脱退が間近に迫っており、そのきっかけとなったのは今夏に行われる予定となっているグループの全国ツアーにあるとしている。7月にスタートする全国ツアーは札幌・名古屋・大阪・東京・福岡の5大ドームを含む全国14公演。いったいこの晴れ舞台のどこに問題があるのかというと……。

 同記事は「今回のライブは(5月に発売される)ベスト盤に沿った楽曲になるため、コミカル要素の強い初期の楽曲も入ってくる。渋谷としてはその点に折り合いがつけられなかったようです」とのジャニーズ関係者のコメントを掲載している。

 地道な努力を積み重ね、いまではアイドルとしてだけでなくミュージシャンとしての実力も認められるようになった関ジャニ∞。『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)では、毎回ゲストミュージシャンと “ジャムセッション”を繰り広げており、彼らのバンドとしての音楽センスを評価する声も高まっている。かねてからミュージシャン志向が強いとされてきた渋谷は、そんな今だからこそ、また過去のコミカルな歌を歌うことを受け入れられないとの意思表示をしているというのだ。

 たしかに渋谷はソロコンサートも積極的に行っており、自ら作詞作曲も手掛ける。2016年にはジャニーズ初となる東京・両国国技館でのソロコンサートも開催し8000人を動員した。あれはたしか10ほど年前だっただろうか……実は筆者も大阪での渋谷のソロコンサートに足を運んだことがある。関西のローカル番組である『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)で渋谷が醸し出す独特のシュールな間合いの笑いに惹かれ、エイターの友人の誘いもあって行ってみたというわけだ。

 当時の記憶はおぼろげながら、シンプルな衣装でステージに立つやいなや「マイクなど必要ないのでは?」と思えるほど圧倒的な歌唱力で観客を渋谷ワールドに一気に引き込んだ彼の存在感に驚いたことだけは忘れ難い。喋りは少なく、ただひたすらに歌い続けていたように思う。ほんとうに歌うことが好きな人なんだ、と強く感じたものだ。そんな渋谷の生の姿を見たことがあるだけに「ミュージシャン志向が強い人物」と評されることは納得できるのだが……。

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