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妻が空気のように扱われる場面…不動産購入に際し、同行者の夫ばかり敬われる違和感

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Thinstock/Photo by Pattanaphong Khuankaew

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 大きな買い物、大事な契約をする場面で、女性一人だと相手方が舐めてかかってくることがある。今回のトピ主は、そんな風に舐められることが多く、頭にきているようだ。ただこのトピでは、それが単に女だからという理由だけなのか、ちょっとそこの判断が難しい。

妻を空気のように扱う男性たち

 トピ主のちいさんは専業主婦。夫は大学で研究をしている。お金には全く困っていない夫婦だ。

「結婚当初、夫は一生使い切れないような額のお金を当面の生活費として私の口座に振り込みました。
なくなったらまた振り込むから言ってくれ。と言っていますが、私が婚前に購入した不動産の家賃で十分生活費をまかなえるので、夫のお金にはまだ手をつけていません。
夫はちいの財産はちいの好きなように使いな。と言っています」

 一生使い切れないような額のお金を振り込まれるって、ちょっと夢のような経済環境にびっくりである。トピ主は専業主婦であるが不動産投資をしているそうで、独身時代に不動産会社と契約をする時は嫌な思いをした事はなかったが、結婚後もトピ主名義の不動産を売り買いしたところ、夫が「心配だから」と契約について来るようになった。すると、こんなことが起こったのだという。

「不動産会社の担当者は私名義で私が買うと言っているのに、夫の携帯にしか電話をかけない。初対面の支店長も夫に名刺を渡し、夫にしか挨拶をしない。司法書士も同じく。。。夫の横にいるのに、誰一人として私と会話をしようとしません」

 これを夫に話すと、夫はこう言った。

「僕はちいの事を尊敬してる。女性だからと下に見たことは一度もない。ただ、世間的にはそうなんだ。ちい一人だけだとどうしてもなめられる。僕も一緒について行く」

 近く、トピ主名義で7000万円弱の不動産を現金で購入する予定があるが、夫はやはり「多額の契約だから尚更ついて行く」と言って聞かない。だがトピ主は「もうあんな不愉快な思いをするのは嫌です」と憤慨しており、一人で行きたいと考えている。

 さらに、先日もトピ主の別荘でガス会社に風呂掃除を頼んだところ、水道管に穴を開けられてしまった。ガス会社に修理をするよう伝えても無視されたうえ「女のあなたじゃ話にならないから男性を連れてくるように」と調停で言われたため、夫を連れて行くと態度がコロッと変わりすぐに修理をしたのだという。トピ主はこう問いかける。

「なぜ、男性たちは夫としか話をしないのでしょう? 夫は『そんなやつら、相手にするな』と言い、もうついて来ないでと言っても心配だからと聞きません。世の女性はどうされていますか?」

 なんだかすごいトピである。そもそもトピ主夫妻が金持ちすぎ。さてさて「商談の場で女性は相手にされない」と憤るトピ主だが、これに対しては実に様々な意見が集まった。

 まずはトピ主肯定の#metoo派。

「アメリカ在住20年は軽く超えている者です。夫は日本人でもアメリカ人でも無い別の国の人です。
アメリカでも同じだと感じますよ、日本だけじゃないです。重要事項に関しては夫が物を言った方がうまく動きます。それが現実です。
アメリカでは父親も学校に日本よりも積極的に関わることが多いです。学校への送迎、発表会の観覧、マラソン大会に一緒に走る等など。。
で、何か学校で問題が起こりそれを校長に話をしにいくような事が起こった場合、私は夫も一緒に同行してもらいアポイントを取って夫婦で話に行きます。夫が一緒に行った方が、私たちの意思を尊重してもらえることが多々あるからです。私1人だとうまく相手は私を丸め込もうと、事を流そうとします」

「友人が『一生困らない程のお金を持ってても主人が亡くなると世間の目は冷たくなった』と言ってました。逆にどんなに夫婦仲が悪くて嫌な男でも、ダンナがいれば(世間から)それなりの扱いをしてもらえる、腹立たしいですが現実ってそんなもんなんですよ」

「デパートの婦人服売り場に行っても妻一人だと、どうせ冷やかしだと思われるのか店員が寄ってこないそうです。私が一緒だと店員がすり寄ってきます」

「部屋の賃貸を契約するとか、工事をするとか、車関係もそうかなぁ、夫の影をちらつかせた方が話が早い。
私も女性だけど、御主人の言う通り、男が出て行って話をした方が、アッサリ片付きますよ。
私は結婚してるけど、独身でも父や弟に頼むと思います。男なら良いんですよ、あの手の人は」

 次に「専業主婦がバカにされているのだ」派。

「社会経験がない専業主婦に話しても、話が通じない事が多いんです。感情的で論理的な話ができない専業主婦が多いから、専業主婦だとわかるとまともに相手にされないんだと思います。中にはちゃんと話ができる専業主婦もいるでしょうが」

 そして実は一番多かったのが、女だからではなく、トピ主自身に問題があるのではないかという意見。この意見には「トピ主の外見が頼りないから」というものと「トピ主自身の能力の問題」に分かれる。

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

twitter:@watcherkyoko

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