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山口達也の入院先に押しかけ女遊びの醜聞を撒き散らすより、週刊誌が注視すべきこと

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 また、再三にわたって「山口の家族や元妻、被害者家族への取材は控えてほしい」とジャニーズ事務所がアナウンスしていたにもかかわらず、そうした取材攻勢は止まなかったようだ。「週刊女性」は山口の元妻と子どもが暮らしているとされる都内の豪邸や、東北にある元妻の実家にまで取材を行っている。元妻と子供たちの所在はわからず、実家では「関係ないだろ!」と門前払いを受けているが、確かに関係ないだろう。ここで「結婚していた頃から、酒癖がひどく、不倫三昧の悪い男だった」といったコメントが取れれば満足なのだろうか? 「東スポ」は元妻らが今年1月に海外移住したと伝えていたが、それが事実ならば取材攻撃を受けずに済むことから不幸中の幸いだったかもしれない。

 これ以上山口達也の過去を探り、醜聞を広めるだけの報道なら意味がない。まして彼の別れた妻や子供への取材はまったく必要ないだろう。今回の事件の被害女性を特定しようとする動きも同様である。それはセカンドレイプに他ならないのだということを理解しなければならない。山口は一般人になった。彼が芸能人であったときと同じような調子で、彼の周辺を探るよりは、「なぜ今まで表沙汰にしてこなかったか」反省し、そして他にも同様の性暴力案件がはびこるであろう芸能・テレビ業界にどのようにメスを入れるか検討することが、有意義なペンの力の使い方ではないだろうか。

(エリザベス松本)

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