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野村周平のチャラさが帳消しになるのはなぜ? 共演者や監督は「真面目」「奇跡をもっている」と高い評価

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『ラブ×ドック』公式HPより

『ラブ×ドック』公式HPより

 今月11日より、放送作家の鈴木おさむ(46)初監督作品となる『ラブ×ドック』が公開される。この作品は主演の吉田羊(44)が、野村周平(24)、玉木宏(38)、吉田鋼太郎(59)の3人と恋に落ちるラブコメディ。そんな『ラブ×ドック』の撮影現場では、吉田羊と野村周平との間でこんなやり取りがあったようだ。ウェブサイト「朝日新聞デジタル&M」のインタビューで吉田は「現場でも恋人役ということで『羊さん、かわいいですね』『きれいですね』と言葉でモチベーションをあげてくれました」と、野村との会話を紹介している。

 これを見た多くの人は「またか……」と思ったはずだ。というのも、野村周平は「共演者キラー」的に、共演した女優とイチャイチャする写真をSNSに投稿して炎上させるのが恒例行事となっているからだ。本田翼(25)、武井咲(24)、有村架純(25)、松井玲奈(26)、中条あやみ(21)、桐谷美玲(28)などなど、そうして炎上状態になった女優のリストはどこまでも続く。

 最近では、今年1月期のドラマ『電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-』(テレビ東京)で共演した乃木坂46の西野七瀬(23)とのやり取りがそうだった。ドラマの製作発表がなされた段階からファンは野村の煽りを恐れていたが、昨年11月には、〈野村さんへ〉と西野のサインを書かれた乃木坂46『インフルエンサー』のCDの画像に〈なーたん。〉とコメントをつけてツイート。また、記者会見など公の場でも西野に対するフレンドリー過ぎるやり取りは続き、案の定やってきた野村の煽りに乃木坂46のファンは激怒した。

 こういったやり取りが特にすごかったのが、映画『ちはやふる』シリーズで共演した広瀬すず(19)だ。201834日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ)に、広瀬すず、野村周平、新田真剣佑(21)が出演した際には、「もうさ、結婚しようよ」と何度もプロポーズしているというエピソードを明かした。なんでも、舞台挨拶や番組収録の途中に、広瀬の耳元で「こんなところでなんなんだけど、結婚しよう」と囁いていたのだそうだ。

 このような逸話から、ネット上ではとかくチャラいイメージばかりがひとり歩きする野村だが、肝心の仕事での評価はどうなのだろうか。これがイメージとはだいぶ異なり、ウェブサイト「AbemaTIMES」のインタビューで吉田羊は「世間的には割とやんちゃなイメージがあると思いますが、実際には、役への向き合いかたも真摯です」と高く評価。

 また、『ちはやふる』シリーズの3作で監督を務めた小泉徳宏監督は、野村の演技について「奇跡をもってる」と太鼓判を押している。

『ちはやふる-結び-』の公開初日舞台挨拶にて、出演した俳優陣に卒業証書が手渡されるくだりで、小泉監督は「撮影前に『君は大して芝居はうまくない』とまで言いました。正直きついことを言ったと思ってる」と驚きの逸話を明かし、そのうえで「そこからでしか這い上がっていけない人だと見込んで、芝居に対して『うまくない』と言った。でも、『ちはやふる-結び-』のときの君の芝居は本当に俺の心に響きました」「自分の映画で、撮影現場で泣くことになるなんて絶対ありえないと思ってたけど、ちょっとやられたね」とベタ褒め。

 さらに監督は、「『芝居はうまくない』と言った後に付け加えた言葉があって、『芝居はうまくないけど、奇跡はもってる』と言った」「この現場では改めて、奇跡をもってると確信した。これからのあなたは、奇跡を奇跡じゃなくしていくんだと。できれば、『ちはやふる-結び-』の間にそれをやっておきたかったけど、片鱗は見えた気がする」とまで語った。

 確かに、真島太一(野村周平)が、自分よりもかるたの腕前が格上で綾瀬千早(広瀬すず)をめぐる恋敵でもある綿谷新(新田真剣佑)を相手に見せた奮闘は映画『ちはやふる』シリーズのなかでもハイライトとなる場面であり、それが成功したのは、ひとえに彼の芝居が小泉監督言うように「奇跡をもってる」ということの証明にほかならないのだろう。

 前述『おしゃれイズム』で広瀬は、2016年の『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』公開時を振り返って野村のことを「けっこう危険人物だったんですよ」とバッサリ斬る一方、最近の野村については「根は真面目なのを知っているから、空気をつくってくれているんだなとか思うんですけど、そのつくっているのが最近みんなに知られ過ぎちゃって、ちょっと寂しいんですよ」と語っていた。

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映画『ちはやふる』完全本 ―上の句・下の句・結び―