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TOKIOにおける山口達也の役割。長年連れ添ったスタッフの悲嘆

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山口達也

 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです! GW最終日、休み明けの明日からに備えて「今夜は飲むか~!」と話していた矢先に飛び込んできた「山口達也さん退所」の衝撃ニュース。「えっ、ちょっと待ってよ。何この急展開……」とオタオタするアツの隣でスポーツ紙記者たちが「まさか余罪が発覚しそうになったとか?」と物騒な話をし始めて、ドタバタな夜になっちゃったのよ。

 もちろん被害者の方を思うといたたまれないし、ファンの方にとっても解散という最悪のシナリオは免れたからひと安心かもしれないけど……。人の噂も7.5日と言われる昨今だけど、1週間ちょっとで“山口達也”の名前はすっかり抹消されて「本当にTOKIOに山口達也は存在していたのか?」と不思議な気持ちになっちゃってね。

 4人での新生TOKIOは既に始動していて、59日に行われた『TOKIOカケル』(フジテレビ系)の収録では元気な姿を見せてくれたけど、いつも静かなスタジオが物々しい空気に包まれて、取材に向かった週刊誌の記者たちによると「収録には立ち会えず。とてつもない厳戒態勢だったよ」とこぼしていたわ。

 普通はふらっと立ち寄っても収録中のメンバーとアイコンタクトが取れたし、スタッフやマネージャーさんたちと挨拶や立ち話ができる感じなんだけど、さすがに今はそんな雰囲気じゃなくて、番組スタッフは「城島茂リーダーはじめ、国分太一さん、松岡昌宏さん、長瀬智也さんが制作サイドにまで気を使ってくれて。ゲストにもこのちょっと異様なムードを感じさせないよう、とにかく収録を無事に終えることだけを考えていた」そうで、気苦労が絶えなかったみたい。

 でも「ポッカリ大きく空いた穴を4人が全力で埋めて上手くまとめていたから、画面的にはそんなに大きな違和感はないと思う」という言葉が、「そこにはもう本当に達兄ィの席はないのね」と実感しちゃった。スポーツ紙に載った4人の“頑張った笑顔”もちょっと痛々しくて直視できなかったしね。しょーがないんだけど(涙)。

 思えば、アツがTOKIOというグループを知ったのは達兄ィを介してだったのよね。1993年の衝撃的ドラマ『同窓会』(日本テレビ系)を覚えているかしら? 台本の役者名の欄に山口達也(TOKIO)と書いてあって、まだ素人同然だったアツは番組を担当していた筋金入りのお嬢様だった美人広報さんに「TOKIOってなぁに?」と聞いてしまったぐらいで、「これからデビューするジャニーズのアイドルで、バンドなんだって。ベースを担当しているらしいの。山口くんはめちゃくちゃ好青年だから応援してあげてね。すごい人気なんだから。私たちの癒し的存在よ」と教えてもらって。

 初対面は日テレの生田スタジオ。初々しい制服姿で立つ笑顔の山口達也さんを発見した時の第一印象は「なんて爽やかな人なんだろう」だったわ。役柄は新宿二丁目に出入りするバイセクシャルの高校生で、爽やかとは程遠い感じだったんだけど、西村和彦さんとの劇中ラブシーンが話題になってね。よく西村さんも「男の初キス相手は山口くん」と言って笑ってるけど、ゴールデンタイムのドラマとしてはかなり過激であれこれ批判もされたりしていたわ。

 だけど脚本を担当された井沢満先生は「これは愛のドラマなの。真実の愛を描いているの」と熱くおっしゃっていて、その後のドラマ『夜に抱かれて』(日本テレビ系)にも東山紀之さんとともに、達兄ィもホスト役で出演。井沢先生にもとても気に入られていたわ。ちなみに『同窓会』には太一くんも出演していて、可愛いウエディングドレス姿を披露してくれているんだけど、残念ながらあんまり話題にはならず。最初にTOKIOの名を世に知らしめたのは「俳優・山口達也」で間違いないと思うの。

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秘密のアツコちゃん

約20年間、アイドル、タレント、女優、俳優、監督や脚本家など、さまざまな業界人とともに仕事をしてきた結果、気づけばとんでもなく情報通に。毎日、テレビ局や出版社、レコード会社や映画会社などに日々出没し、マスコミ界隈をふわりふわりと歩き回っている。

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