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TOKIOにおける山口達也の役割。長年連れ添ったスタッフの悲嘆

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 かつては“水恐怖症”だったのに、サーフィンと出会ってすっかり海の魅力に取りつかれて。前からプールでは泳げていたけど、いつの間にか海でもスイスイ泳げるようになって、海にいる時間は本当に幸せそうだったわ。愛犬「じゅのん」を飼い始めてからはべったりで、仕事場や海でもいつも一緒。じゅのんちゃんが亡くなるその日まで、持てる限りの溢れる愛情を注いでいてね。凝り性というか、自分でこうと決めたら一直線に努力して突き進んでいく真っ直ぐな男、それが達兄ィだったのに。いつ何がどうなって曲がってしまったのかしら? 返す返すも残念だし、なんだか悔しいわ。

 パパとしては「かなり失格だけど」と自覚しつつも「叱る時はちゃんと叱る。でも子供たちと全力で遊べる父親になりたい」って言ってたっけ。思い出はとてもじゃないけど書ききれないわ。でも、もう達兄ィと仕事場で会うことはないのかもしれないのよね。正直まだ信じられないわ。

 番組スタッフも「今はバタバタしてるから実感がないけど、これから画面には4人しかいないんだよな。『一方、達也は……』なんてナレーションもないんだ。今まで当たり前にあったことがなくなるってなんだろう。言葉にするのは難しい」って、寂しそうにしていたわ。

 長年、ずっと密かに続けてきたFM  NACK5のラジオ「山口達也  TOKIO WALKER」は松兄ィが引き継いで、新たなラジオ番組にしてくれるからちょっと安心だけど。NACK5のスタッフは少人数で、達兄ィのいる所にどこにでも出没して、いつもサクッと収録していてね。優しくて優秀なスタッフだったから、今は上手い言葉がかけられないわ。苦労を共にしつつも、いつも楽しそうにラジオ収録してたもの。アツたちも番組に何度かお邪魔しちゃって。みんなみんな達兄ィの分身みたいな存在だったのよね。

 取材陣は彼の現況を知ろうとあっちへこっちへと追っているようだけど、とりあえず今はもう、心身ともに健康になってくれることを切に望みます。某週刊誌の人たちから「どうやら家族が海外にいるようで、この騒動を目の前で見ることはなかったから子供たちにはせめてもの救いだったと思うけど、この情報化社会だからね。この間の正月には子供たちと一緒にサーフィンをしたり、交流はずっとあるみたいで。何せ一家の大黒柱が会社を辞めたわけで、いくら庶民とは違う経済力だったとはいえ、これから養育費や何やらで揉めるかもね」って言ってたけど、その心配よりまずは健康体に戻らなくちゃ。

 King&Princeの平野紫耀くんにオネダリされて『トキカケ』の中で100万円弱の高級時計をポンとプレゼントした達兄ィだし、TOKIOの貯金額にはキンプリも「ハリウッドか?」と驚くほどだったから、急に困ることなんてないだろうしね。かつて「いつか弟と2人で音楽がやれたらいいねって話し合ってる」という夢を語っていたことがあって、その時はメリーさんやジュリーさんが猛反対してたけど、もしかしたらいずれその夢が叶う日が来たりして!?

 まぁ、マスコミの皆さんはほぼ「復帰はムリだろうね。ただ、今回のことで事務所的には大きな功績はある。どんなに事務所が注意しても絶対に改めなかった所属タレントたちの“酒問題”が改善したって。錦戸亮なんかには一番効いたから、上層部はホッとしているらしい」とのこと。こんなことで功績をあげて役立っても仕方ないけどね。

 今現在、猛省する毎日の中で、心配している友達なんかには少しずつ連絡を返している達兄ィ。「しっかり反省して、自分と向き合って、いろんな問題をじっくりひとつずつ解決していくから待ってて」って。今はまだ暗闇の中だけど、小さな一筋の光に向かって歩き出そうとしているのね。山口達也さん、あなたと歩いた長い長い日々は紛れもなくアツのタカラモノです。ありがとうね! いつかいつか、どこかで会える日がくることを祈ってます。

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秘密のアツコちゃん

約20年間、アイドル、タレント、女優、俳優、監督や脚本家など、さまざまな業界人とともに仕事をしてきた結果、気づけばとんでもなく情報通に。毎日、テレビ局や出版社、レコード会社や映画会社などに日々出没し、マスコミ界隈をふわりふわりと歩き回っている。

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