続けて、堂本剛が入院していた時には、「中居さんもそうですし、木村さんもメールくださいまして」と2人から連絡があったことを告白。そして「いろいろとご心配をおかけした中で、お兄ちゃんにね『弟』って強がれる瞬間もあるんですけど、逆に甘えてしまう瞬間も多くなっちゃうんです」と本音を漏らした。
SMAPの直属の後輩として彼らを慕ってきた堂本剛にとって、SMAPは非常に大きな存在であり「SMAPの皆さんは、僕にとっては本当にお兄ちゃんという存在なんですよね。誰が特にとか、そういう思いのない人たちなんで」「いつまで経ってもっていうのは変なんですが、『いつまでも弟、弟してんなよ』っていうところもあると思うんですが、どこかお兄ちゃんなんで」と語り、お兄ちゃん愛を強調していた。
そして、「マッチさんだったりね、少年隊の皆さんだったり大先輩いるんですよ? いるんですけど、やっぱり(SMAPは)一番緊張する先輩なんですよね」「SMAPという、このアイドルっていう世界ですごい、もう『光』でしたからね。その光の眩しさに、目も心もいろいろなものが眩むくらい、それくらいの僕にとってはそういう人たちだし、ひとりひとりもそういう人なんで」とSMAPの偉大さを熱弁した。
同ラジオでの発言に対し、一部では「ジャニーズ事務所のジャニー派とジュリー派の決定的な溝を露呈した」「堂本剛がSMAPを近藤真彦よりも格上発言」などと報じられている。しかし、堂本剛が今回の放送で伝えたかったことは派閥や格といった下世話な話題ではなく、純粋な「SMAP愛」だ。
5月2日に発売された堂本剛のソロプロジェクト・ENDRECHERIのニューアルバム『HYBRID FUNK』は、初週7.7万枚を売り上げ、オリコン週間アルバムランキングにて初登場1位を獲得した。ラジオで現在の耳の状況を「今も鍼めっちゃ打ってる」「『愛情ですよ』って言って先生は鍼打ってくれてますけど、『治しましょう』って。その言葉を信じて今もやっているということでございます」と説明していたが、くだらない騒音など気にせず完治することを祈るばかりだ。
(夏木バリ)
1 2