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NEWS加藤シゲアキの軽率さ 未成年飲酒強要事件がNEWSの結束を強めるといえるか

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(加藤シゲアキ)

(加藤シゲアキ)

 未成年女性との飲酒が報じられたNEWSの小山慶一郎(34)と加藤シゲアキ(30)。ジャニーズ事務所は67日、小山に「一定期間の活動自粛」、加藤に「厳重注意」の処分を科したと発表した。あくまでも二人には飲み会の場に未成年者がいた認識はなかったとしているが、小山の掛け声(イッキコール)は「報道番組に携わる者としては厳に慎むべきもの」であり、また同席していた加藤も制止していなかったとしてとして、事態を重く捉えたとのことだ。

 小山慶一郎は同日、自身がキャスターを務めている『news every.』(日本テレビ系)生放送で次のように謝罪した。

<今日発売の一部週刊誌で、私が未成年の女性と飲酒していたとする記事が掲載されました。そして指摘された飲食の場に、当時19歳の女性が参加していたことが、分かりました。私はこの女性から、年齢を20歳と告げられていたため、未成年者であるとは知りませんでした。
しかし、結果として未成年者がいる飲み会の席に参加し飲むことを煽るような声を上げてしまいました。こうした振る舞いは、報道番組として様々なニュースをお伝えし、時には厳しい意見も述べてきた『news every.』のキャスターとして不適切であることは言うまでもありません>

 『news every.』の出演については<当面お休みさせていただき、その期間、発言を自粛し、今回のことを反省し、自分をしっかりと見つめ直す時間にしたいと思います>とコメント。現時点では、降板ではないようだ。

 加藤シゲアキは翌68日、コメンテーターを務める『ビビット』(TBS系)で生謝罪、そして経緯の説明を行った。

<私事で申し訳ありません。この度私が訪れた飲食の場で同席していた、20歳とお聞きしていた女性が、実際には当時19歳であることがわかりました。そして飲み物を煽るような掛け声を止めることができなかったこと、深く反省しております。この『ビビット』でさまざまな物事に関してコメントしてきたことを想うと情けない気持ちでいっぱいです。情報番組に関わるものとして、自覚が足りなかったと思います。本当に申し訳ございませんでした>

 『ビビット』司会であるジャニーズ事務所の先輩・TOKIO国分太一の、未成年者だと知らなかったのかという質問には<その方が19歳の女性であることはネットで知りました。会話の中でその方が自身のことを20歳だと話しているのは聞いていました>と説明。音声データがネット上に拡散して物議を醸していることを知り、<まずは事実確認をして、19歳であるということがわかったときには、お互いにこれは猛省しなければならないと、そういう話を(小山と)しました>という。

 NEWSは現在4人組のアイドルグループだが、ほかのメンバーには<このことが発覚した時に、すぐに、本当に申し訳ない、済まなかったと僕と小山で謝罪をしました。ほかのメンバー2人もそれはしっかりと受け止めてくれました>とのこと。飲み会の席で、小山の飲酒を煽る掛け声をなぜ止めることができなかったのかについては、<その場の空気を悪くすることができなかった。だからこそ強く言えなかったということです。今思えばたとえその場の空気が壊れてもしらけても、僕が嫌われることとなっても、そこを必死に止めるべきだったと反省しております>と話した。

 国分や真矢ミキ、テリー伊藤らのコメントを受け、<本当にみなさんのおっしゃったとおりだと思います。僕としてもファンの方を傷つけてしまったこと、本当に自分に失望しています。太一くんも言ってくれたように、信頼回復、失った信頼を取り戻すことはとても難しいと思いますが、二度とこのようなことを起こさないと誓い、これから一日一日自覚を持って大切に努力していきたいと思います。本当に申し訳ございませんでした>と語った加藤。

 今回の件で思い出されるのが、今年4月に発覚したTOKIOの元メンバー・山口達也が未成年女性への強制わいせつ容疑で書類送検されたことを受けての加藤のコメントだ。

 4月27日放送の『ビビット』に出演した加藤は、前日4月26日の山口達也の会見の模様について、<本当に何やってるんですか先輩、っていう思いが今もあって…><僕にとって大好きな先輩で、僕が本を出すたびに読んでくれて、丁寧に感想を言ってくれる。後輩思いで優しくて、頼りがいのある先輩だったんですけど……そんな先輩のあんな情けない姿は見たくなかった>と痛切な面持ちで話していた。一方でかなりトンチンカンな発言もしていた。

<お酒で悩んでいる人って日本にはたくさんいて、そういう人の希望にもなると思う。ある意味、お酒と戦って、強い姿をもう一度見たい。大好きだった山口君の姿をもう一度見たいというのが率直な気持ちです>
<謹慎期間と、この事件をどう意味のあるものにするかだと思うんです>
<これからの話はまだ早いかもしれないかもしれませんけど、やっぱりこれを意味のあるものにして、これがあったからこそ、いい、未来のTOKIOが強くなれたっていうTOKIOが個人的には見たいですし、強いTOKIOって知ってるんで、僕らは。そこがもう一度見たい。もう一回あの背中を追いかけたいと素直に思ってます>

 山口達也にとっては酒を飲んでの失敗かもしれないが、加藤の発言には被害者のいる事件であることへの配慮がなさすぎる。被害者やその家族の心情を慮れば、“これがあったからこそ未来のTOKIOが強くなれる”“お酒で悩んでいる人の希望にもなる”という表現がいかに的外れで不適切なものかわかるだろう。

 小山は34歳、加藤は30歳で立派な大人の年齢。仕事上の立場をわきまえず素人の若い女性たちとバカ騒ぎをすること自体が軽率であり、加藤の「空気を読んで、飲酒コールを止められなかった」という言い訳もあまりに幼稚だ。NEWSはこれまで飲酒に関する問題での脱退者も複数いるが、それがあったからこそ“NEWSが強くなれた”のだろうか? また、今回の件によって“未来のNEWSが強くなる”だろうか? 一部では解散の噂も取り沙汰されており、事件がグループの結束を高めるなどの良い方向に転ぶ未来は到底見えない。

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