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広末涼子がインスタをやらない理由 女優たちのSNSは諸刃の剣?

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左上から時計回りに柴咲コウ、安達祐実、深田恭子、竹内結子それぞれのInstagramより

左上から時計回りに柴咲コウ、安達祐実、深田恭子、竹内結子それぞれのInstagramより

 1995年に中学3年生で芸能界デビューすると、瞬く間にトップアイドルの座を獲得した伝説のアイドル・広末涼子(37)。今はしっとりした大人の女優となった彼女だが、19971998年頃の広末涼子を写した写真集『No Make』(集英社)のデジタル配信が、79日に始まった。「週刊プレイボーイ」No.30(集英社)では、「ヒロスエの頃。」と題して、広末涼子と『No Make』の撮影を行った熊谷貫氏の対談が掲載されている。

 当時を振り返りながら今の気持ちを聞かれた広末は、今も昔も<悔しさをバネに前に進むことで、悲しかったりつらかったりする気持ちを忘れていっちゃう>性格だといい、<マイナスの気持ちを人前で出すのがいやっていう考え方>は変わっていないという。だから女性誌などでマイナスの話をすることはあっても、<ブログやツイッターもやらないし、基本的にプライベートなことはあんまり出していない>と、SNSをやらない理由を明かした。

 SNSをしない理由については、マイナスの気持ちを出したくないことに加えて、女優としてミステリアスな存在であることがプラスになると捉えているからのようだ。

<私が憧れてきたこの世界や女優という職業の“スペシャル感”を壊したくないから。2000年前後から、ブログとかで芸能人がどんどんプライベートをオープンにするようになっていると思うんですけど、私はもうちょっとテレビとかスクリーンの向こう側の存在でいたいんですよね。それに、女優の仕事を考えると、リアルな生活感を出しすぎるのってよくないじゃないですか。「あの人、3人子供がいるんだよ」っていう情報が前に出すぎると、恋愛ドラマはちょっと……(苦笑)>

 実に率直でわかりやすい。女優がSNSをやらない理由の典型ともいえる。そして実際、SNSをやらずプライベートを出さないことで、広末涼子という女優の“スペシャル感”は高まっているだろう。

 しかし広末とは対照的に、ブログ、TwitterInstagramといったSNSツールを活用する芸能人は確実に増えてきており、女優も例外ではない。

 たとえば広末と同年代の女優だと、竹内結子(38)、深田恭子(35)はInstagram、柴咲コウ(36)と安達祐実(36)はとTwitter Instagramアカウントを所有している。特に安達のInstagramは、更新頻度も高く、子役時代の彼女のイメージを一新させられるとして評判になった。Instagramを上手に活用した好例だろう。他方、竹内や深田は更新頻度が低く、プライベートをさらけ出しはしない。

 また、真木よう子(35)はかつて頻繁に更新していたInstagram20161月以降は放置、昨年夏に主演した連続ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)の放送に先立って開始したTwitterも当初は1日に何度も更新していたが、騒動に発展し、削除に至った。

 広末より上の世代の女優でも、石田ゆり子(48)や常盤貴子(46)はInstagramを、松雪泰子(45)や水野美紀(44)や板谷由夏(43)はTwitter Instagramとの両方を所有。永作博美(47)や深津絵里(45)や篠原涼子(44)や中谷美紀(42)はいずれもSNSは所有していない。ただし中谷は自身の公式サイトのDiaryを設けている。また、菅野美穂(40)はFacebookページを持っており時々更新するものの、あくまでも仕事の宣伝用だ。

 広末涼子より下の世代はどうだろうか。年代が下がるにつれSNSを活用する女優も増えそうな気もするが、しかし、綾瀬はるか(33)、宮崎あおい(32)、上戸彩(32)、蒼井優(32)、沢尻エリカ(32)、井上真央(31)、新垣結衣(30)など主演クラスの女優たちは、SNSをやらない傾向にある。新垣は以前、なりすまし対策としてTwitterアカウントを作成しているが情報の更新はオフィシャルサイトによってなされ、先月新垣が30歳の誕生日を迎えた際は例外的に本人によるメッセージが掲載された。

 他方、安藤サクラ(32)や上野樹里(32)や仲里依紗(28)はTwitterInstagramの両方を、長澤まさみ(30)や榮倉奈々(30)戸田恵梨香(29)はInstagramをやっているが、更新頻度が高いのはTwitterよりInstagramである。対照的なのが吉高由里子(29)で、Instagramはやらず、2011年に登録したTwitterは何度か炎上に見舞われるも現在も継続中、以前ほどではないがポエム調のツイートが多い。満島ひかり(32)はInstagramをやっていたが201711月で終了を発表している。

 さらに下の世代はどうだろう。近年の朝ドラヒロインを中心に見ていくと、波瑠(27)と有村架純(25)と土屋太鳳(23)はブログとInstagram、高畑充希(26)と芳根京子(21)と葵わかな(20)と広瀬すず(20)永野芽郁(19)はブログとTwitterInstagramを3つ兼用している。純粋に使い分けるとは限らず、ブログとInstagramを連動させていたり、スタッフによる投稿だったり、あるいは長らく更新が止まっているものもあるが、上の世代に比べるとSNSが活用されていることがわかる。現在売り出し中であることに加え、ファン層の年齢も下がることなどから、SNSが活発に使われるのだろう。とはいえ、夏帆(27)や門脇麦(25)などはSNSをやっていないし、松岡茉優(23)もスタッフによるTwitterのみ、二階堂ふみ(23)はInstagramのみである。

 常に注目され、ネットニュースやTwitterのリツイートによってさらに拡散されることもある芸能人のSNSSNSが話題になったことにより新たなファンを獲得したケースもあり、Instagramのストーリーが好評の仲里依紗などが該当するだろう。ただ、注目されるということは、言い換えれば監視されていることにもなる。投稿した写真やコメントが思わぬ批判にさらされ“炎上”してしまうというリスクも孕むのだ。

 とりわけ女優の場合、出演作品の宣伝になる、身近に感じてもらえるという効果が期待できるものの、“安く見られる”可能性もなきにしもあらずだ。活用するにあたっては慎重になるに越したことはないだろう。

中崎亜衣

1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

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