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嫁は「もらっていただいた」「借り腹」と主張する、和泉節子級の姑はザラにいる?

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 これには出演者だけでなくネット上でも「都議会のヤジより酷い。世界に発信したら相当叩かれるよ。完全差別発言だわ」「絶対そんなところに嫁ぎたくない」「こんな人が自分の姑だったら生きていけない」と和泉に対する非難だらけとなっているほか、「羽野晶紀嫌いだけど、よくやってるわ……」と、和泉元彌の妻であるタレント、羽野晶紀への同情も集まっている。

 さて“借り腹”とは大辞林によれば「妻の卵子と夫の精子による受精卵を第三者の子宮に入れて出産してもらうこと」とあり、代理出産のために別の女性の子宮に受精卵を入れることとされているが、和泉の発言した“借り腹”とはおそらく、一族の孫を産むために、嫁に腹だけ借りたという意味のようである。言ってみれば道具扱い、嫁の人格を無視したこの言葉にもネット上では「子供産むための機械じゃない!」「男尊女卑の古い考え」と非難が集まっているほか、そもそも古い言葉すぎて意味すらわからないという声もある。

 今回の和泉の主張は終始一貫しており、姑を立てるのが嫁とその家族の務めであるというものだ。そのために“もらってあげた”“借り腹”などという言葉が出たのだろう。しかしそのどちらも、人間に対して使う言葉としてはものすごく失礼である。狂言という伝統芸能の世界にいる一族であるから、古風な考え方が根強く残っているのかもしれないが、こうした発言をテレビでしてしまう配慮のなさには頭を傾げるばかりだ。

 「発言小町」では「姑」とキーワード検索をかけると1年以内に立ち上がったトピが700以上も見つかる。例えば結婚式のときに嫁のウエディングドレスを勝手に決めた姑、嫁の家族をバカにする姑、嫁が病気にかかると説教する姑、孫の欠点は嫁ゆずり、長所は夫一族ゆずりだと主張する姑……実にバラエティに富んだ姑たちがこの世には存在する。小町においては、和泉の例は必ずしも珍しいものではない。姑たちはそれぞれ、あの手この手で嫁にダメージを与えているようだが、いずれの事例も発言や行動だけを見れば、夫の母親であり、婚家の人間という絶対強者の立場にあぐらをかき、教育と称して理不尽なことを言っているだけにも思える。その姿は、指導と称し、上の立場から生徒に体罰を加える部活動顧問と同じに見えなくもない。結局それって、単なるイジメじゃないのだろうか……。

(鼻咲ゆうみ)

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