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織田信成の『新婚さんいらっしゃい』出演でまた見えた?「専業主婦の完璧家事」モンダイ

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 織田は綺麗好きなようで、「僕も外で仕事して帰ってきて、奥さんも頑張ってるのはわかるんですけど、でも掃除はやってて欲しいんですよ。綺麗な家に帰ってきたいんです。ピカピカになっていてほしいんです」と訴える。

 この番組では毎回、新婚さんがとぼけたエピソードだけでなく何かしらの不満を持ち寄り、文枝が改善や謝罪を促すのがお約束であるため、織田夫婦に対しても文枝は

「あんたがテーブル吹けばええ」
「自分も部屋を汚すやろ」
「玄関に掃除セット置いとけ。自分が帰って来たらそのままピカピカにすればええ」
「そんならいっぺん代わってみたらどうやの」

 と畳みかけた。だが、織田夫妻の子供たちは不在がちな父親に「全然なついていない」そうで、茉由さんが子供を織田に任せてほんの2時間買い物に出ただけでも「子供泣き叫んでるしオムツぐちょぐちょだし……」という有様だという。結局、ここで文枝が恒例のイス落ちをかまして、

文枝「あんたは子供のことは奥さんに任せてるんやから掃除ぐらい、ちょっと疲れとってもできるやん」
織田「えっ僕が掃除するんですか」
文枝「当たり前やん」
織田「じゃあそれで……」

 という結論に収まった。茉由さんからの「子供の指紋でベタベタになりがちなテレビ画面も拭いてほしい。あと、一緒に晩御飯を食べられなくて、夜中に(織田が)ひとりで食べた後、食べっぱなしにしないでせめて水に浸けるぐらいはやってほしい」という要望も受け、織田が「これからトイレ掃除、テーブルの台拭き、テレビの画面も拭いて、食器もしっかり片付けたいと思います。頑張ります」とカメラ目線ではっきり宣言して終わった。

 茉由さんは専業主婦であり、家計を担うのは全面的に織田であるため、「育児・掃除・炊事」は茉由さん担当、「生活費を稼ぐ」のは織田担当だとしても、仕事を毎日ばっちり完璧にこなせなくてもおかしくないのと同様に、家事育児も「完璧にやって当然」のものではない。むしろ双方が完璧を求めすぎることで妻・母になるハードルも、「立派に稼ぐ男」としてのハードルも上昇し続け、共に役割の継続が難しくなる。……理屈ではそうだが、ついつい互いに期待してしまうのも人間関係の常だからスムーズにはいかない。織田も一応は「やる」宣言をしたものの、茉由さんに対して完璧な掃除を求める気持ちそのものを打ち消すことは容易ではないかもしれない。ちょうど「家事ハラ」広告が物議を醸した時期だけに、視聴者の心にも何か引っかかるものがあったのではないだろうか。
(ヒポポ照子)

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