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神田うの「ウチの夫もモラハラ男」「嫌なら逃げればいいじゃない」で波紋

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 不可解なことに、うのは「でも、うちの主人も全部(モラハラの特徴に)当てはまってますよ。反省文書けって言われたこともあるし。書かないけど」と自身の家庭事情も明かした。夫から怒鳴られたり喧嘩になったりしても、反論・抵抗をしているから、うのは「モラハラ家庭」ではない、と考えているようだ。しかし、うのの理屈でいうと「抵抗しない被害者が悪い」ということになってしまう。

 そんなうの夫婦は独自のライフスタイルを築いており、うのと一人娘が通称パンスト御殿に住み、夫であり娘の父である会社社長・西村拓郎氏は別宅に住んでいる。いわば別居状態だが、「離婚は絶対にしない」と固く決めているといううの。たまに会って食事をする程度の距離感が、円滑な関係に役立っているのなら、それはそれで良いのだろう。最近では、「パパ」が娘のお弁当用おかずとしてハンバーグを手作りしてくれた、とブログに綴っており、良好な家族関係が伺える。

 ただ彼らの場合は互いの経済力と、「別居生活が良い」との意見の一致があったから実現した形なのであって、コメンテーターという彼女の立ち場を考えても、「私はこうだから、みんなもそうすればいいじゃん!」との主張は無意味だ。また、昨年10月に同番組で放送された「急増!ブラック家庭の実態」なる特集では、夫に暴言を吐き冷淡な態度をとる妻に「ちょっと性格悪すぎじゃない?」とコメント。こうしたトピックを性格の問題(=個々人の問題)に還元するのではなく、社会現象として取り上げ、情報を広めたり意見交換をしたりというのが番組の意義のはずだが、これではやはり意味がない。

 ちなみに2月12日放送の同番組では「仮面夫婦の実態~自作自演する妻たち~」と題した特集が組まれたが、この時、神田は「冷え切った関係のまま、表面だけ仲良しアピールしても無駄」「離婚をすればいい」と突き放したかと思えば、再現VTRを見て「離婚しちゃったらご主人のご両親も悲しむだろうし」「離婚するよりも仮面夫婦の方がいいですよね」とまで180度意見を変え、仮面夫婦の苦悩に寄り添ってみたりもしている。うの自身、どんなふうに家族と接し、家庭を築いていけばいいのか模索している途中なのだろう。であれば、あまり軽率に「××すればいい!」などと断言しない方が良いと思うが……。
(清水美早紀)

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