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子供じみた「ガキ夫」顕在化で議論白熱。貴方の「家庭・家族」解釈は?

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 夫の言い分としては、「外では仕事を頑張っている。家では休みたい」。妻の言い分としては、「家族の一員なのだから、自己中心的過ぎる行動は慎んでほしい」。どちらも一理あり、解決策は見えない。そもそも対立する者同士の「家庭観」がズレているのではないか、とも思われる。

夫側は家庭を「個人スペース」と解釈し、妻側は家庭を「共用スペース」と認識している。そのため、お互いに「何が悪いのかわからない」「どうしてやってくれないのかわからない」と不毛な争いを繰り広げているのではないだろうか。

 もっと言えば、家庭を「個人スペース」と解釈している人は、家の中で規律を守る必要を感じていないし、社会性を脱ぎ捨てていい場所だと考えているし、家族から「良い男」だと思われるような行動を取らなくてもいいと思っている。これは変換すると、「家族だからこそ気を許して素顔を見せられる」ということになる。しかし社会的な仮面を剥いだ「素顔」が、子供じみた自己中心的な姿だということなのだろうか。「この家は俺のものだからゴロゴロしたい、この家族は俺のものだから失礼な扱いをしてもいい」と、ジャイアン的論理が見え隠れするような気もする。

 他方、家庭を「共用スペース」と認識している人は、家の中でもルールを守って行動してほしいし、規律を乱さないでほしいし、家族だからといって無礼な振る舞いをしないでほしいと望んでいる。つまり「親しき仲にも礼儀あり」ということだ。そしてもうひとつ、社会のルールや生き方、物事の考え方を学び育んでいく過程にある幼児を育てている家庭では、あまりにだらしがない姿の「パパ」を見せては教育上よろしくない。だからこそ「ガキ夫」に態度の改善を望み期待をかける。ただ、「エネ夫よりはマシ」「DVとか借金癖があるわけじゃないし……」と折り合いをつけ、もう諦めているという妻も少なくはなさそうだが。

 家庭をどのような場所と解釈しているか。家族に対してどんな振る舞いをするタイプの人間か。独身の方々はこの2点、結婚前によくよく擦り合わせてからした方が良さそうである。
(ヒポポ照子)

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