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悩めるシンママ・今井メロを救える者はいないのか

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 この記事が10日発売の号に載ることを知ったメロは、およそ三週間ぶりにブログを更新している。二時間にわたって「文春」記者の対面取材を受け、後日、あらためて電話取材も受けたはずのメロだが、この日のブログは

「実は一カ月前くらいに『週刊誌記者に張り込みされている可能性が非常に高いから気をつけて』と仕事先の方に言われてました」

 というトンチンカンな書き出し。Aとのことには一切触れず、「実を言うと……私はブログにて真実ではない偽りを書きとおしてきた」として、長女を療養施設に預けていることを告白して読者に「ごめんなさい。最低すぎだよね…分かってる。批判意見が怖くて言えなかったの」と謝罪している。

なぜ読者に謝るのか? というか、謝るところはそこなのか?

 彼女は、常に自身の判断に基づく行動に自信が持てず、「知られたらきっと怒られる」とシミュレーションをして、ビクビク怯えながら生きてきたんじゃないだろうか? 同時に「誰も私の言うことは信じてくれてない。みんな私を疑っている」という被害妄想にとりつかれているようにも見える。

 というのも、「文春」記事で、聞いてもいないのに「複数プレイを好む」と過激な話を始めたメロは、「でも乱交好きだからって、私は薬物に手を出したりしない」と結んでいる。元恋人Aが薬物常用者であることを強く主張すれば、Aと交際して脅されていたという彼女もそれを使用した(あるいは無理にやらされた)のではないかという疑惑が当然かかってしまうが、自らは潔白だということをどうしても信じてもらいたい。それを信じさせる手段として、「シャブをやるとセックスが楽しくて仕方なくなるというけれども、私はもともと乱交好きの性癖なので、シャブとの因果関係はまったくない」という突拍子もないネタを提供してしまうメロ。わざわざ複数プレイの経験を明かさなくてもいいのに、自らの言い分を信じてほしいがために、余計なことを話してしまうのだ。

 そして、彼女はそうした性生活や薬物使用疑惑そのものよりも、自らのブログ読者をはじめとしたネット上でもっとも非難されそうなトピックは「娘を施設に入れていることを隠していたこと」だと先回りして考え、謝罪した。実の娘を養育することができないなんて、しかもそれを隠していたなんて、なんてひどい母親だろう、と罵られるに違いない――彼女の思考回路は、まずそれを不安に感じたのだろう。

 しかし、そのような男性と交際し、子供のいる家庭に友人女性まで呼び寄せて乱交をし、長女には障害があり、おまけにメロ本人には安定した職がない。どう見ても、彼女を非難するというよりも、他人事ながら「だ、大丈夫?」と思わず心配になってしまうような状況だ。それでも彼女は、読者から心配や応援ではなく、「嘘つき!」と非難されるだろうという予測が先に立ったのだろうか。

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