男性16人で「妊活」真面目トーク。「男の妊活座談会」で「仲良し日のセックス」の課題と解決案を探る。

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「妊活」という言葉ももはや市民権を得たといってもよいでしょう。messyでも先日、「子どもがほしいと思った百合カップルの妊活奮戦記『ゆりにん』が伝えたいこと(取材・文=久保樹りん)」で、レズビアンカップルの妊活について取り上げています。

今回は、この「妊活」についての取材に行ってきました。伺ったのは、女性のカラダとココロの健康情報サイト『ルナルナ』を運営する(株)エムティーアイと、婚活会員数37万名を誇る(株)IBJがコラボして行った、「妊活を知ろう!考えよう!!ぼくらの【妊活】座談会」。

このイベントの特徴は、男女カップルの男性側に焦点を当てている点です。多くの妊活イベントは、「産む側」である女性をターゲットにしています。しかし子どもを授かるためには、女性側の努力だけではなく、パートナーの理解と協力が欠かせません。そのため『ルナルナ』では、男性のみを対象とし、妊活について学び、考える座談会を行うことになりました。

前半は、日本愛妻家協会主任調査員の小菅隆太氏による男性の女性支援のあり方についての講義と、IBJの嶋岡紀美江氏による婚活の現場から「非モテ・モテ」をわかつポイントについて講義が行われ、後半はルナルナ事業部 事業部長 日根麻綾氏による「女性のカラダとココロのことを知ろう」というテーマで講義が行われました。そしてそのあとに、今回取り上げる参加者による本音ディスカッションが開かれました。

男性向け妊活メニュー?妊活は、女性だけでなく男性のカラダももちろん重要。

プログラムの中で特に印象的だったのは、「食事」です。事前に妊活のためのメニューが試食できると聞いていたので「すっぽん的な?」と、ありきたりな予想をしていたのですが、出てきたメニューはかなり本格的。きちんと栄養学に基づいて考えられているようです。

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お品書きは以下の通り。

・うなぎの箱寿司
・チーズ各種
・鯵の柿の葉寿司
・鯖の柿の葉寿司
・牡蠣薫製のタルティーヌ
・卵焼き
・ブロッコリーのサラダ
・ミックスナッツ(アーモンド)
・バナナのパウンドケーキ

女性向けの妊活メニューはよく聞きます。しかし今回のイベントは「男の妊活」。そのため、母体の健康と栄養取得を意識して作られる女性向けの妊活メニューとは異なり、精子の運動性を保たせる抗酸化栄養素であるセレンや精子の形成に関わるビタミンB12などが含まれたラインナップとなっていました。

確かに、女性だけが健康になっても子どもを授かることはできません。食事を通して、お互いがお互いの身体を思いやり、おいしく楽しく「妊活」をするのはとても素敵ですね。

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