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小原正子「息子に触らないで」悩み告白。親になって考える、他人との距離感

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 一方で、ブログコメント以外のネット上では、「警戒しすぎるのも失礼」「いろいろな人と触れ合うことで成長していく面も否定できないと思うけど」「過保護ではあるよね」と、否定的な声も出ている。またこうした話題になると毎度のことだが、「昔は近所の人に可愛がられて育ったものなのに」と、“昔は良かった”論者もわいている。多くの人が様々な意見を書き込むということは、育児経験者にとっては「あるある」なテーマのひとつなのだろう。

 2010年4~5月下旬に、栃木県足利市の子供用品店などで20代女性が、乳児連れで来店していた4人の母親に「抱かせてほしい」と話しかけ、抱いた際に足を強くひねるなどして骨を折り、4人の子供たちにいずれも重傷を負わせる事件があった。この事件で逮捕された被告は自身も幼い娘を持つシングルマザーであったが「幸せそうな母子に嫉妬した」という動機を法廷で告白。「事件の被害者となった乳児自身の身体的・精神的打撃はもちろん、母親が受けたであろう精神的衝撃も察するにあまりある」として、懲役4年6カ月の判決を言い渡されている。

 小原ブログのコメント欄にも、「この事件を想起するため、知らない人に子供を触らせるのは怖い」という怯えた書き込みが少なくなかった。もちろん他意はなく「子供=可愛い=抱っこさせてほしい」と近寄る人の方が圧倒的に多いとは思うが、見知らぬ他人からいきなり子供に手を伸ばされれば親が不安に感じるのは当然だ。また、乳幼児期は免疫力が十分でなく、不潔かもしれない手指で触されることで感染症にかかってしまうのでは……と過敏に反応してしまう親もいるだろう。悪評を立てられればあっという間に広まってしまう芸能人という仕事柄、小原も愛想良く対応していたいと考えてきただろうが、思い切って吐露したことは、「困惑している親もいるのだ」と世間にわかってもらう意味で正解だったのではないだろうか。
(清水美早紀)

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