「蓮舫はいい女や~」女=セクハラ対象な日本中の政治家たちにゲッソリ

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「早く結婚しろ」「産む機械」発言を振り返る

 定期的に、というより頻繁に出てくる、議員のセクハラ発言。記憶に新しいのは2014年6月に、東京都議会議員の塩村文夏氏が晩婚化対策に関する支援について質問している最中に、「早く結婚したらいいじゃないか」「産めないのか」という野次が飛んだ問題でしょう。これは日本だけでなく世界中で批判的に報道され、大きな問題となりました。

 その後、当初は「私ではない」と関与を否定していた自民会派の鈴木章浩議員が、「結婚したらいいじゃないか」と野次を飛ばしたことを認め、自民会派を離脱しています(鈴木議員は、今年7月30日に同会派に復帰)。

 また未だに忘れられないのは、元自民党の議員・柳澤伯夫氏(なんと現在は城西国際大学の学長に就任!)による、2007年に島根県で開かれた自民党県議集会での「産む機械」発言。改めて紹介するまでもありませんが、簡単に要約すると「人口統計学では、15~50歳が出産する年齢。2030年に20歳になる人はもう生まれていて、(2007年当時)7、8歳になっている。産む機械といったらなんだが、装置の数が決まっている」というものでした。当人は「人口統計学の話をわかりやすくするために使った」「発言は直後に取り消した」と述べています。

 野党は厚生労働大臣の辞任を要求しましたが、柳澤議員はその後、2007年に内閣が改造されるまで厚生労働大臣を務めています。

 柳澤議員については、記者会見において「若い人たちというのは、結婚をしたい。それから子どもも二人以上持ちたいと、極めて健全な状況にいるわけです」と発言したことも問題視されるなど(第66回国会 質問主意書 柳澤厚生労働大臣の「子どもは二人以上持つのが健全」との発言に関する質問主意書)、鴻池議員同様に、セクハラなど理解し得ない価値観のまま生きていることが見て取れます。

日本中の議会で行われる性的嫌がらせ

 議会での女性蔑視について有名な事例をふたつ紹介しましたが、こうした言動は毎月といっていいほど、全国の議会で飛び交っています。

 今年8月には、女性議員がつくる「全国フェミニスト議員連盟」が、女性地方議員の半数あまりが議員活動中に性的嫌がらせを受けていたことを報告。これは現職・元職員と、女性都議・都内の女性市議・区議などを対象に行ったアンケートをもとにしたもので、およそ半数の52%が「性的嫌がらせや深いな言動を受けたことがある」と回答しています。さらにそうした言動を「1~5回」と受けたという回答が最も多く、「数え切れない」とする回答も13名いたそうです。(毎日新聞:女性地方議員:性的嫌がらせ被害 半数「ある」

 少なくない数の議員が女性蔑視を隠そうともしない現状が日本にある。このような現状で、「女性活用」をすることが、女性にとって幸せな結果になると考えるのは難しい。その前提には「女性蔑視」があるのであれば、提出される法案の中に女性蔑視が内包されている可能性も高いでしょう。安保法制の裏で、女性活躍推進法など、女性にとって重要な法案が少しずつ国会で可決されつつあります。よりいっそう厳しい目で議会の動きをチェックする必要があるようです。
(水谷ヨウ)

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