待機児童問題に直面する大堀恵の憂鬱 …「芸能人はシッター頼めよ」「旦那が働いてるんだから育児に専念せい」

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 大堀は都内の保育園激戦区に住んでいるとブログで公にしているので、認可保育園への入園活動、いわゆる“保活”は相当厳しいことが予想される。一般的に認可保育園の入園は、保護者の申し込みを受けてポイント制で決められる。ひとり親や会社員はポイントが加算されることが多く、フリーランスでの仕事をしている保護者が認可保育園に子どもを入園させるのはかなり努力が必要だ。大堀は事務所とどういった契約を交わしているのか定かではないが、夫が自営業であれば、両親ともに会社員である家庭よりポイントが減点される状態となり、保活のスタートラインから差が生まれてしまう。

 また、世帯収入(所得税)で認可保育園の保育料は変わるため、裕福な家庭であれば無認可保育園に預けているのと大差ない保育料を支払うこともあり得る。たとえば世帯年収1200万円(税金支払い前の金額である)ならば、0歳児ひとりの月の保育料が6万円ほどだったり……ということだ。無認可保育園や認証保育園は、保育料が月額10万円以上の園もあり、高額なイメージがあるが、どうしても預けたい場合、収入にそれなりの余裕があるのであれば、無認可や認証を探して滑り込むのも手だ。また、認可に落選しても、無認可や認証に預けておくことで、認可の申し込みを再度行うとき、“すでに別の保育所で保育を頼んでいる”状態であることからポイント加算されるので若干有利になる。

「金持ちは行政サービスを利用するな」論?

 しかし、子どもを認可保育園に預けて仕事を続けたいと願う女性芸能人に対する世間の批判は一体どういうことだろう。

 芸能人=金持ち→無認可保育園に通うかベビーシッターでも雇え、という論調で常に批判にさらされる姿を見ると、疑問を感じざるを得ない。「経済的に困窮している家庭の子どもが認可保育園に入れないのは、彼女らのように経済的に裕福でありながら認可保育園を目指そうとしている者がいるせいだ」といった批判も見受けられるが、待機児童問題は行政が解決しなければならない問題であり、裕福な家庭のせいではない。保活の猛者たちは、認可保育園が新設される区をあらかじめチェックし、そこへの引っ越しも厭わない。またときに形式的に離婚をし、片親として申請する例も聞く。そこまでしないと認可保育園に入るのは困難な場合もあるのだ。都市部を中心とした待機児童問題は常に深刻であり、子どもを持ちながら働く女性たちを憂鬱にさせる。

 大堀は来年春、希望通り認可保育園に娘を入園させることができるだろうか。今年6月にはママ向けファッションブランド「NENEMOUR(ネネムール)」を立ち上げ、授乳口つきワンピースなど、ママとしての機能も備えた、清楚系のファッションアイテムをプロデュースしており、仕事への意欲はいっそう高まっていることだろう。ただ復帰後は、『ゴッドタン』(テレビ東京)でお馴染みだった「けんちゃん今日は元気ねぇ~」キャラのような下世話路線は封印されてしまうのか? だとしたら少し残念だ。
(ブログウォッチャー京子)

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