【2週間後】
写真で見る限りでは変化が分かりづらいですが……
ちょっとだけ輪郭がシャープになった気もしなくない。
輪郭の角度が鋭利になった気もしなくはない!
というか、私の顔はもともと輪郭周りがヌルっとしてる感じ(輪郭にあまり凹凸がないというか、肉が乗りすぎているというか……)なので、エラや輪郭の境目が見えづらく、変化をはっきり目視しにくいですね。
体感としては、2週間後くらいが効能のピークだったと思います。
額は、施術当日におでこに注入経験のあるスタッフの方から「おでこに鉄板が入ったような感覚で、ドーンと重くなりますよ」という話を聞いていたので、表情筋が動かないことに身体が慣れなかったらどうしよう……と少し不安に思っていたのですが、そこは稲見ドクターの腕前のおかげか、そんな心配は無用でした。
おでこの筋肉(前頭筋)に注入しているので、額の動きは鈍くなっていますが、眉毛を動かす筋肉は、前と変わらず動きます。
しかし、眉毛を大~きく上に動かそうとすると、これは難しいですね。でも、日常生活でそんな変顔をする必要性はないので、問題ありません。
表情の変化レベルでの眉毛の動きは全然あるので、表情が固まっているようには見えないと思われます。目も問題なく開くことが出来ます。
額の上半分だけが動かない状態、です。
時々、「ボトックスそういえば打ったんだな~」と思い出し、額を動かしてみて再確認する、というほど生活に支障無し。
そして、私が一番気になっていた肝心の顎はというと……!
奥歯を噛み締める筋肉が見る見るうちに弱くなっていくのが分かりました。
2週間後くらいのこの頃が一番効果有り。
奥歯を噛もうとしても全然力が入らないのです。
前歯のほうは相変わらず普通に噛みしめることができるのですが、奥歯の方だけは力を入れようとしても入りません。
歯の治療のために歯茎に麻酔を打った後のような、ホワホワした感覚に近いような気がします。
だからといって、食べることに支障はないですし、日常生活には何も支障はありませんので、ご安心を。
一番良かったのは、私がずっと気になっていた就寝中の歯の噛み締めも、かなり弱くなったことです。
普段は朝起きると、顎の疲れを実感するところから毎朝がスタートしていました。
マウスピースを付けて毎日寝ますが(マウスピースに穴が開いてしまってる)、たまに付けないで寝てしまうと朝起きたとき顎がカッチカチになっていたのです。
そんな私ですが、この頃は朝起きたときの顎の疲れがかなり弱まっている!
起きた時に顎が疲れていないって、こんなに身体が楽なんだな~~と実感。
この状態が長く続けばいいのに……と祈るばかりです。
【1カ月後】
やっぱり写真では、変化はなかなか分からないですねぇ……。
それよりヒアルロン酸で作った涙袋がぷっくりしているのが横からの写真で分かりますね。
手でエラを触った感触では、2週間後の「ちょっとほっそりなったかも……!」が続いている感じです。
外見変化は分かりにくいですが、触るとほっそりしたのは分かる。
噛み締めの力は確実に弱くなっていますが、もともと咬筋がゴツいわけではないので、この見た目の結果は想定の範囲内でした。
一方で顎の実感としては、奥歯で噛み締める筋肉が弱まっている状態が続いていて快適です。ただ施術から2週間後の時期のほうが、やはり効果実感度は高かったですね。
最後に額は……というと、
額の筋肉の弱まりは、充分効果が続いています。
カウンセリング時に稲見先生が「ボトックスは積み立て貯金」と言っていたのが、実感として徐々に分かってきました。
私は普段話すときに、眉毛をよく動かす(特に右眉)癖があるのですが、いつからかその動きをすると額に皺が出来るようになってきていたのが気になっていました。
人と話す度に眉毛を動かしてしまい、額に皺が寄り、眉毛を元の位置に戻してもうっすらと皺の跡が残ったままになっていました。
このまま行くと、眉毛を動かす度に皺が寄り、だんだんと寄った皺が戻らなくなって深い皺が刻まれていくんだろうな……と思っていましたが、ボトックスを打つことにより、筋肉自体の動きが鈍くくなるため、皺を作ってしまう動作自体が鈍くなったので、必然的に皺が出来にくくなりました。
このまま定期的にボトックスを打ち続けていれば、10年経っても額に深いシワの刻まれていない顔でいられるかもしれません。
まぁ、そのためには経済力が必要なんですがね……。
「美は一日にしてならず」と匹敵するくらいの名言、「ボトックスは積み立て貯金」