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「俺、コンドーム着けると萎える」という男はどうすればいい?  泌尿器科医と考える包茎と避妊、そして性教育

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ーー学校では、その前の段階を教えるということですね。

「人は経験にしか学べません。知識はあっても、自分で経験しないとほんとうに知ったことにはならない。セックスしたらHIVをもらうかもしれない、彼女が妊娠するかもしれない。全部、対岸の火事です。でも、親しい友だちにそういうことが起きたら、それを機に想像できるようになったら、やっと自分のこととして考えられるようになります。特に友だちとのコミュニケーションは大事ですよ。僕の講演を聴いたりYouTubeを見たりして、みんなでネタにしてワイワイ話してくれればいいんです」

ーー想像力が育まれずおとなになった男性とセックスする場合、結局、コンドームを着けさせる方法はない、ということでしょうか?

「男性に期待するよりも、自分から着けちゃう女性になるほうが確実ですよね。そこで男性を萎えさせてしまうとセックス自体もできなくなりますから、工夫が必要です。たとえば、フェラ中にさりげなく着けてしまう。フェラとは男性にとって征服欲を大いに刺激されるものなので、それで悦に浸っているうちに、ハッと気づけばコンドームがかぶせられている、とかね」

ーー「そこまで女性がしてあげなきゃいけないの!?」という気がしなくもないです(苦笑)。

「その気持ちもわかります。でも、大切なパートナーに気持ちよくなってもらいたい、サービスしたいと思うのもまた、本能ですよね。その気持ちに乗っかって、コンドームを着けてしまえば自分も安心。そういう考え方ができる女性のほうが、賢いのではないでしょうか。……コンドームを着けられたことを不快に感じて、その場でハズしちゃう男がいたら? それはもうつき合う価値がないでしょう。別れたほうが賢明です」

 セックスというとパーソナルな問題ととらえられがちだけど、性は社会そのものです、と岩室先生。恋人、夫婦、はたまたセフレといっても、人と人とが関わるかぎり、そこには社会が生まれます。ベッドのうえでどうクレバーに振る舞えるか、まずは女性から社会人としてのあり方を身につけていったほうがよさそうです。

(三浦ゆえ)

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