社会

もはや女性だけの問題じゃない 政府が推し進める首を切りやすい不安定雇用の拡大

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泣き寝入りはしない

パート、派遣、契約社員などとして働きながら、賃金や労働環境などに「これはおかしい」と感じている人は少なくないはずです。 例えば、「解雇された」「一方的に給与を下げられた」「就業規則が変わって、各種手当が全部なくなった」など、理不尽な仕打ちの対象になりやすいのが非正規労働者です。

しかも、本来であれば一番困っている労働者を助けるべき労働組合は、以前お話ししたように、正社員男性を中心にした企業組合である点であまり頼りになりません。非正規雇用者が加盟し、非正規雇用者のための団体交渉をしっかりとやっている労働組合はまだまだ少ないのが現状です。また、アルバイトばかりの職場では労働組合が無いケースがほとんどですし、勤めている職場・会社に労働組合が無ければ、そもそも団体交渉ができません。それに、お勤めの会社の労働組合は社内の人間関係などで難しいかもしれませんし、派遣であれば派遣している会社なのかそれとも派遣先の会社なのか、誰を頼ればよいかわからないでしょうし、非正規雇用では加入できないかもしれません。もし迷ったら、まずはすべての労働者を対象とした連合的な労働組合に相談してみてほしいと思います。

泣き寝入りはしないでください。

たとえば、若者ユニオンとしても知られている「首都圏青年ユニオン」はアルバイト・派遣などで働く若者が中心になっている、どんな職業・働き方でも誰でも入れる労働組合です。すき家のブラックバイトをめぐる訴訟での全面勝利和解などを覚えている方も多いでしょう。

プレカリアートユニオン」は、非正規雇用・若年正社員のための、誰でも入れる、誰でも相談できる労働組合で、アリさんマークの引越社問題で大活躍しています。労働相談・問い合わせなどのホットライン(電話・メール)も持っているので、気軽に相談できます。

ちなみに日本最大の労働組合である「日本労働組合総連合会」、いわゆる連合には非正規労働センターというものがありますが、Webサイトが不親切で、何を見ればよいのか、どこに相談すればよいのかよくわかりません

もし非正規雇用で苦しんでいる方がいたら、まずは労働組合に相談してみてほしいと思います。また、周囲で悩んでいる人がいたら、労働組合に相談してみることを勧めてあげてください。

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