フジテレビの夕方のニュース番組『みんなのニュース』が4月からリニューアルされ、16時台が、イケメン俳優が日替わりで登場する「みんなのニュース Hop!」とタイトルに変更されたことはご存知だろうか。
リニューアルに伴い、鈴木勝大、渡部秀、白石隼也、中尾明慶、永瀬匡の5人が加入するという一報が報じられたとき、「これはジャニーズのタレントがニュース番組にキャスターとして参加していることに続く企画なのだ」というイメージを勝手に抱いていた。きっと、5人のイケメンたちも、櫻井翔や小山慶一郎のように、スーツを着て原稿を読み、また時には現場に出て取材も行うのだろうと。
しかしリニューアル後の放送を見ると、そうではないことがわかった。Hopperと呼ばれる5人のイケメンたちは、番組内でソファーに座り、なぜか全員必ずクッションを膝に抱えさせられている。そして、たぶんほとんど打ち合わせや内容に触れないまま、様々な話題に対して、その時思ったことだけをコメントするという作りになっている。
以前、ツイッター上で、女性アナウンサーが選挙特番などで「政治を知らない女子」という役割を担わされていることに憤っている人を見たが、この番組では、イケメンが社会情勢を知らない役割を担わされているのである。
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