「再婚相手は見つかった?」発言は、礼儀の問題ではなく単純にセクハラだということを、党首も誰も指摘しなかった

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 6月24日、「生活の党と山本太郎となかまたち」の公式サイトにおいて「株式会社ドワンゴ及び古市憲寿氏への抗議の通知」として、「株式会社ドワンゴ及び古市憲寿氏に対して正式な謝罪並びにその公表を求める」ことを表明しています。

 党首討論後、ひとまずは謝罪(?)、自己弁護(?)をした古市氏ですが、ことの重大さを理解していなかったようです。

 6月26日、古市氏はほぼ準レギュラーとして何度も出演している『ワイドナショー』(フジテレビ系)にて、「確かに失礼だった。自分の言葉で謝らないと意味がないと思っていたのに、スタッフに『このまま読んで欲しい』と謝罪文を手渡されたことへの反発があり棒読みをした」と本件を振り返っています。ダウンタウンの松本人志氏は「受けていたらこうなっていなかった。ナイスファイトだった」と擁護。「ただ、質問がスベっていた」と話してスタジオが盛り上がる中で古市氏は「その通りで」と答えます。

 古市氏は「スベっていなければ、あの質問は問題なかった」と考えている、ということなのでしょうか? これは、セクハラに抗議する人間が周囲から「ノリが悪い」と冷ややかな目でみられる問題と同根だと私は考えます。

 さらに「なぜあの場にいた他の党首は古市氏の発言に苦言を呈さなかったのか」とも思います。与党はともかく(本来はそうではないのですが)、共闘中の民進、共産、社民の党首が問題を指摘してもよかったはずです。そのことは格好の政治アピールにもなったでしょう。番組の進行を妨げないためにしなかったのでしょうか? 私は、出来なかったのだろうな、と思っています。古市氏の発言にセクハラとして問題があることに誰も気づいていなかったのだ、と。

 さて、本日27日、「生活の党と山本太郎となかまたち」公式サイトにおいて小沢氏は「私たちは今、選挙戦の真っ只中で、日々国民の皆さまに自らの政策を訴えています。19日のニコニコ動画主催の党首討論も、政策のぶつけ合いという事で真剣に臨んでいた中での出来事でした。後日、ダウンタウンの松本人志さんとのやりとりの中で、古市氏が自分の言葉でお詫びをしたかったと言われたのをお聞きしました。私たちはもう前を向いています。古市憲寿氏におかれましても、将来ある有能な方ですので、是非前を向いて頑張っていただきたいと思います。応援しています」という声明を発表しています。選挙前の忙しい時期に、これ以上古市氏とやりあっても何の意味もないことに気がついたのでしょうか。

 人柄が露呈したのは、むしろ古市氏だったのかもしれません。それは、いまさらのことなのかもしれませんが。
(水谷ヨウ)

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