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【連れ子虐待・自殺教唆事件】連れ子虐待の男「主夫として家事をこなし、元妻の連れ子をしつけていた」という主張

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 饒舌な村山は、Aさんのことについても不満が止まらない。

弁「当時あなたは?」
村「精神的に安定しない状況で、不眠症、精神障害抱えていました。病院に通院して、睡眠剤、安定剤をもらっていました」
弁「結婚後は?」
村「飲んでいません。一度私が薬の飲み過ぎで暴れたらしいんですが記憶がなく、後日言われて、私としてもやめなければ。妻もやめてほしいと言われ、なんとか……。不眠症は薬に頼りたいと思ったんですが、約束があるので飲まずにいたら、妻のいびきがどうしてもうるさく、耳栓を買ったりしたんですが、それでも聞こえてくるので、同じ部屋で寝れず、別の部屋で寝るようになりました」
弁「その後は?」
村「問題は解決されず、夜か……妻が先に寝ること多かったんですが、いびきがやんでから……朝方になるんですが……寝ていました。睡眠不足、体調不良になりました。精神的にキツい面があり、そればかりじゃないですが、離婚して、離れて暮らすことを考えていました」
弁「他に離婚を考えた理由は?」
村「(妻のAさんが)家事しなくなった。私がほとんどやってて、言ってもやらなくなった。部屋の中、ガサツで片付けられない。そういうの嫌で離婚を強く望みました」
弁「家事をして、と頼んだんですよね。何度もやってくれましたか?」
村「年数回やってましたが、ほとんどやってないです」
弁「奥さんが家事をしている時あなたが『やめろ』と言ったことがありますか?」
村「一切ない。むしろ、やってと頼んでました」
弁「奥さんの家事のやり方は?」
村「料理、味見しないでそのまま出しちゃう。ちょっと失礼にあたる。洗濯物も伸ばしてきちんと干してほしいですがシワだらけで何度もやめてほしいと言いました」
弁「由衣翔くんの育児については?」
村「過保護すぎる。中学に入って間もない頃まで、朝ぐずって食事をしないときがあったので、そういうとき、食べさせてあげたり、あとは……一緒に寝たいとなったり……あとは…ちょっと…えっとですね、寿司でも、わさびを食べられなかったんですが、自分で箸で取れば良いのに、妻がベロベロ(わさびを)舐めて(取ってから)食べさせる。そういうのちょっと気持ち悪いなと」

 自分自身は「精神的に安定しない」状況なのに、息子を「精神的に弱い」と評して鍛えようとする。自分自身は無職なのに、家計を支えるAさんに「家事をちゃんとやってほしい」と要求する。これで自己弁護しているつもりなのだろうか……。

弁「あなた、いきなり奥さんに暴力を振るい始めたんですか? それとも最初は口で言ってましたか?」
村「口で言ってました」
弁「離婚の意志を伝えたことは?」
村「何度もあります。口頭でもあるし、離婚用紙を突きつけたこともありました」

 Aさんも語っていたとおり、村山は何度も離婚を口に出し、メールでもたびたび告げていた。離婚届の用紙を実際に何度かもらってきたこともあるのだという。Aさんは『本気ではないと思っていた』と述べていたが、法廷では彼なりの本気を語り続ける。

弁「その他も離婚したいというメールがありますが本心?」
村「そうです」
弁「(離婚したとして)どう生活しようと思っていたんですか?」
村「えとー、当時働いていなく、貯金もない。市役所に駆け込み生活保護をもらえるようにして、弟(=次男)と2人で細々やっていこうかなと思いました。分からない部分が多かったので、インターネットで申請の仕方や受給資格を見ているうちに、サイトの画面上に相談センターみたいな番号あったのに電話して相談しました。今の状態では(生活保護を受給するのは)厳しいと言われました」
弁「どうして結婚したままだと生活保護はダメなんですか?」
村「主となる、生活あるべきところなので、申した通り、相談の電話で、やっぱり離婚しないといけない、と」
弁「離婚して家を出ることに由衣翔くんはどんな関係があるんですか?」
村「一度親子になったが、特に(関係が)ないといえばないことになる」

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