クレジットカードに潜む天使と悪魔 キャッシュレス時代を生き延びる3つの「ダメ・ゼッタイ」

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魅力的なクレジットカードの使い方

冒頭にも書いたように私自身はクレジットカードのヘビーユーザーです。クレジットカードの怖さも知っているので、無駄遣いのために利用することはあり得ませんが、可能なものは何でもクレジットカード払いしています。

意外だと言われる、オススメの使い方をいくつか紹介しましょう。

まず、病院やクリニック、調剤薬局です。ここで無駄遣いをすることはありませんからね。「あの薬も気になるから買っちゃおう」「あの治療も受けたい」なんてめったにありません。

次にコンビニです。コンビニで習慣的に無駄遣いすることは問題なのですが、コンビニは多くのものがスーパーやドラッグストアよりも高い定価となっています。もしコンビニで他のお店でも手に入る商品を買うのであれば、ポイントが手に入るクレジットカードを使うのはひとつの手でしょう。

そして、スーパー、ドラッグストアでの食品・日用品の購入です。現金であれ、カードであれ、必要なものを買うことが多い場所ですよね。普段から利用するお店だからこそ、ちりも積もれば山となる。気づけばポイントが溜まっていくと思います。

一方、一番危険なのは、百貨店などで服、靴、バッグ、アクセサリーをカードで買うこと。無駄遣い体質が疑われる場合は、ご注意を!

毒となるかサプリメントとなるかはあなた次第

今回は、クレジットカードの仕組み、魅力、怖さなどを書きました。

クレジットカードの危険性について、「そんなことわかってんだよ~!」「お前に言われる筋合いない!」と、ブチ切れ気味になった方もいるのではないかと思います。中にはクレジットカードをつい使いすぎて、月々の支払いがキツキツ……という方がいるかもしれません。ブチ切れられている間はまだいいのですが、深刻になってくると「私、マジメにヤバいかもしれない!」と急に不安になる瞬間がたびたび襲ってきます。お金のピンチへの対応は皆さんちょっと遅くなりがちで「気づいたころにはもう手遅れ」というパターンがしょっちゅうあります。未来ある読者の皆さんから笑顔が奪われていくことがないように願っています。

「社会人になったから~」とお気楽にクレジットカードを作るのではなくて、最低限のことは理解した上で、上手に活用する体質を手に入れて、すでに訪れつつあるキャッシュレス時代を生き抜いてほしいと思っています。

失敗すれば「毒」、うまく使えば「サプリメント」。それがクレジットカードです。無駄遣い体質の問題さえなければ、むしろ現金よりもどんどんクレジットカードをおすすめしたいくらい素敵なツールなのです。

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