連載

子供が老親に仕送りするのは「当然の義務」? 仕送りクレクレ家族たち

【この記事のキーワード】

・今回の贈り物は娘宅のあるイベントのお祝いにサプライズで送りました。しかし娘は自分でケーキを用意しており、また私の送ったものは嫌いだし食べきれなかった。
娘「仕送りでいらないものを買われた。仕送りのお金が生ゴミになったようなもの」

・娘が、娘宅の家計に食費として数万いれていることを、旦那さんが全額出さないのは何故かと言ったこと。
娘「フルタイムの共働きで、夫も家事をしてるのに、なぜ夫が全額出すの(が普通だと思うの)か。それに母さんに仕送りして、夫婦の家計にお金をいれないなんておかしい。なぜわからない」

・娘が旦那さんと喧嘩したと愚痴ったとき、旦那さんと話し合いなさい。夫婦揃ってままごとじゃないんだからと言ったこと。
娘「そう思うなら、ままごと夫婦から仕送りをもらって暮らしてるのは誰なの」

・娘が孫を0歳から保育園にいれたとき、かわいそうだから仕事を辞めたらと言ったこと。
娘「辞めたら仕送りどうするの! まさか夫から仕送りさせるつもりなのか」

・私に正社員雇用の話がきたとき、勤務時間が長くなるのでしんどいと断ったこと。
娘「その年でありがたい話がきたのに、なぜ受けなかった。今の時点で仕送りが必要な人が、今後仕送りがいらなくなることなんてない。正社員になれば自活できたのに、仕送りありきで考えるのをやめてくれ」

 さて、娘さんは不満を表出させたことで、一気に噴火してしまったらしい。娘婿がトピ主に電話を寄越した。

「娘婿から電話がきました。娘が頭をかきむしり床を叩き、泣き続けているそうです。今回娘宅にお菓子を送ったことが、娘がギリギリでこらえていた一線を越えさせてしまいました。(中略)娘婿から娘が常々口にしていた不満を聞かされました。これまでの投稿に書いたものや、私の車のことを言われました。実は私は車を所持しています。家賃とは別に、駐車場代は6000円程です(これは生活費として自分で払っています)通勤や買い物の足として必要で乗り続けていました。娘夫婦は車を持たず基本は自転車、外出の際はたまにレンタカーです。孫の保育園は自転車で、晴れの日は帽子をかぶって、普通の雨ならレインコートで、豪雨の場合のみタクシーで向かうそうです。ここまでがんばって節約してるのになぜ母さんだけ悠々と、冷房をきかせて車に乗るのかと泣いているそうです」
「娘婿には、母への仕送りは1万だと嘘をついていたと…。だから娘の内訳は、私に3万5千円、家計に6万、貯金に4万、残りがおこづかいだったそうです。娘婿は仕送りが1万だと思っていたので、そんなに小遣いが少ないとは知らなかったと。娘が6万出さなくても家計は大丈夫なのに、泣くぐらい辛かったなら俺が出したのに、と言っていました」

 今後、娘からの仕送りは一切ナシ、息子が家賃(7万)まるごとを仕送りすることに決まった。「さすがに7万は楽ではないが、苦労して育ててくれた母さんに綺麗な家に住んでてほしい」と言われたそうである。このことについて、トピ主は反省なんだかよくわからないレスをしている。

「母子家庭で唯一の男手である息子を頼りすぎ、息子を母親に甘すぎる人間に育ててしまいました。娘はよく、母さんは兄さんのほうが可愛いんだよね。兄さんは母さんに優しくて味方だもんね。と言っていました」

 母親と息子の関係と、母親の娘の関係はやはり違うのだなと、小町でトピを見るたびに思い知らされる。母親が息子から子離れできておらず、ゆえに嫁いびりにも熱心になり、息子も同様に親離れできていないケースをよく見るのだ。対して、母から娘へは当たりがキツい。女の子なんだからママのことわかってくれるでしょ、ってか?

 で、トピ主は上記のようなトピ主レス連投で反省の弁を繰り返すのだが、最後に一転、捨てゼリフを残して去って行った!!!!!

「皆さんのお叱りはもっともです。でも娘の家計は、娘個人としてはカツカツでも、娘婿と合わせた収入は余裕があります。娘は娘婿に守ってもらえます。私には子供達しかいない。子供達もそのことは承知していると。
私は働きづめの日々を送り、50代の今やっとのんびり子供達に守られて暮らせるのが嬉しかった。まだがんばらないといけないなら、私の人生こそなんだったのか。私も少しぐらい誰かに甘える権利はあります。娘は、無駄遣いさえしなければ、もう怒ってないと言ってくれました」

 トピ主は結局、娘が仕送りしなくなるのは不本意だと思ってないか? 娘が払ってくれていた仕送り分を息子が負担してくれるのでトピ主が受け取る仕送り月7万に変化はないのに……全然納得いってないし、「また正社員に戻れるよう頑張りますっ」なんてポーズだけだと思う。片親で貧乏しながらこれまで育ててきたという主張で子供に恩を売りつけ(本人にその気はないかもしれないが)なんだかんだと要求する……子供はこう親に言われると、とても断りづらいのが普通だ。しかし、子供のほうも成人するまで、母親と経済的な苦労をともにしてきたのだ。娘だってトピ主と同じように、働いても全然ラクにならない、人生なんだったのか、と思っているのではないか。トピ主はまだ50代で老後が長い。娘の憂鬱を考えると涙が出る。

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