連載

「不倫相手と一緒になりたい」と離婚を要求する夫たち。そのとき、妻は…

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「夫の本気不倫で離婚を迫られ、やっと決心したのに」

  トピ主は39歳女性。41歳の夫との間に子どもはいない。1年前、夫と49歳女性との不倫が発覚した。不倫交際は3年前から続いていたようだ。なぜ不倫が発覚したかというと、夫から「本気で好きな人が出来たから離婚して欲しい。慰謝料も払うし、償いはきちんとするから」という告白を受けたからだという。先のトピ主夫の身勝手ぶりにも呆れたが、こちらは暴言ナシのうえ不倫を自ら告白しているぶん、相対的に好感度が上がってしまう。とはいえ、当然ながら納得できないトピ主、この1年は本当に苦しい思いをしたようだ。夜遅く帰宅する夫にキツい言葉を投げかけでもしたら「離婚してくれ!」と言われるだろう、それが怖くて不倫には触れることなく穏便に済まそうとしていた。

 まあ、夫が妻に冷めてる場合の「夫婦修復術」として、何をしても優しく受け止める広い心の妻(お母さんみたいな)を演じなさい、というアドバイスはあちこちに出回っている。いわく、「浮気相手の女性にとって一番イヤなことは、夫婦が仲良く穏やかな生活をしていること。だから不倫中の夫を責めてケンカをふっかけてはいけません」とかね。そうしていれば、そのうち浮気相手がシビレを切らして「いつ別れてくれるのよ!?」と夫を詰めはじめればしめたもの、夫は「やっぱりお前が一番だよ」が港に帰ってくる……という筋書きだ。だが現実はそんなうまくいくもんじゃない。不倫告白から半年後、トピ主はテーブルの上に離婚届(夫は記入済み)が置いてあるのを発見した。

「離婚の意思は変わらないんだと、ショックで涙が止まりませんでした。その日から2カ月ほど、夫は帰ってきませんでしたが、離婚届のことを言われるのが嫌で、私は連絡しませんでした。でも、時間が経つにつれて、帰って来ない夫は、いてもいなくても、結局一緒なんじゃないのかと、ふと冷静になりました」

 友人の助言で不倫の証拠を集めたところ、女性はバツイチですでに成人している子どもがいる。子どもはトピ主夫と不倫相手(母親)との関係を応援している様子であることも分かった。慰謝料請求する気も起きず、やっと離婚の決心がついたトピ主は、先月離婚届に記入して「離婚届を提出します」と夫にメールを送った。すると夫から1分もしないうちに電話がかかってきたという。

「『やっと離婚の決心がつきました。今までありがとう。幸せになってください。』と、私が言うと、『今日家に行くから離婚について話し合おう。』と言われ、正直会いたくなかったので、『電話で済ましたい。』と言うと、夫は『離婚はしたくない。家に戻りたい。』と話してきました。話を聞くと、夫は家を出て、10カ月一緒に彼女と生活してみて、彼女の嫌な部分が見えてきて、結局、自分の愚かな判断で私を苦しめたことを謝罪されました。慰謝料も払うし、償いもするから、離婚はしないで欲しいと言われました。私は離婚の意思がなぜか揺らぐことはありませんでした。一度冷めた愛情が戻ることはありませんでした」

 ワァ~~~~時間差で効いてた良妻賢母作戦! にしても、すごい身勝手夫である。トピ主の気持ちが戻らないのも当然だ。だが夫はこの2日後、本当に家に戻ってきて、トピ主を説得し始めた。

「私は話してると頭が痛くなり、今度は離婚話をするのが嫌になり、違う意味でこの1カ月離婚話をしていません。それから程なくして49歳の不倫相手が自宅まで来て、3人で話し合おうと言われ、修羅場を迎えましたが、私は二人の言い合いを聞いてるだけで頭が痛くなります。『二人の問題だから、二人で解決して欲しい。』と言うと、不倫相手が自分を見下しているとかなんとかで、揚げ足を取られ、何も言えなくなります。とにかく離婚して、この二人から解放されたいです。どうしたらいいでしょう?」

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