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試合内容ではなく「ティファニー尽くし」「男の存在」ばかり伝えられる福原愛の受難

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 福原は台湾代表の卓球選手、江宏傑と昨年から交際しており、4月発売の「文春」ではリオ五輪後に結婚予定であるとも報じられている。しかし「新潮」の記事を読むと彼氏である江の存在がまるで怪我とぜんそくと同じくらいに福原の卓球の障害であるかのようにもとれる。「新潮」「文春」どちらも、彼氏からもらった高額なティファニーアクセサリーをいくつも身につけたままプレイする彼女を“浮ついている”と言いたいのだろうか。

 メディアはいまも「泣き虫愛ちゃん」と幼いころの通り名を紹介し、団体戦では“3姉妹の長女”など勝手に娘扱いをする。あまりにも小さい頃からその成長をテレビで紹介され続けてきたためそれも無理はないかもしれない。その頃から福原を目にしていれば、多くの一般人も“こんなに立派になって……”と感慨深いものがあるだろうし、遠い親戚気分で“3姉妹”と親しみを込めて呼ぶことが好意的に受け止められるのだろう。しかし、27歳の福原にとって“男の存在”が卓球に集中できないマイナス要因であるかのような見方はさすがに気持ちが悪い。仮に交際している相手との関係がマイナスだったのであれば、ここまで努力し続けられなかったのではないか。

 銅メダル獲得後に涙を見せた福原に、ある年齢以上の国民が彼女に「泣き虫愛ちゃん」の面影を見るのは分かるが、こうした背景があるからか、もうアラサーの福原をいつまでも子ども扱いし続けるようなメディアの取り上げ方は気色悪い。なにより競技者である福原に対して失礼だろう。福原が誰と交際しようが、何を身につけようが、誰と結婚しようが、彼女が決めることであり、それが卓球の精進にマイナスになるようなものかも、彼女が考えることだ。

(ブログウォッチャー京子)

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