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息子を過剰に溺愛、束縛してしまう「二世タレントの母親たち」という演出

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 もうひとつ、竹下景子の息子で俳優の関口アナム(27)への溺愛ぶりに度肝を抜かれた視聴者も多かった。同じく『有吉ゼミSP』に出演したアナムによれば、27歳の現在も両親と同居しているうえにお小遣いをもらっているとのことで、その金額は「月20万円いっちゃうかも」と語る。25歳のときには100万円以上の時計をプレゼントしてもらったこと、大学の卒業制作のための撮影機材(100万円相当)を買ってもらったことなども明かした。VTRでアナムは、高校生のときから通っているという都内の寿司店で食事。「メニューは見た事ない」と、寿司をどんどん頼んだあと「支払いは母親のツケで」と一円も払わずに店を出た。こちらもテレビ的に盛っている可能性はなきにしもあらずだが、成人し大学も卒業した息子に金を与えすぎな印象は否めない。だがアナムは「あるスネはガシガシかじっていきたい」とこれからも親のスネをかじりつづけることを堂々と宣言した。ある意味割り切っているのか。これにはかつて、大女優・三田佳子の息子が、覚せい剤取締法違反(未成年時)、暴走族同士の抗争から発展した殺人事件への関与、自宅地下室での覚せい剤パーティーで逮捕されるなどで、たびたび大きな騒動となったことを連想して、アナムの行く末を危惧する声が視聴者からあふれた。

 長男、小園凌央(20)が俳優として活動しているタレント松本伊代(51)、ヒロミ(51)夫妻は、22日放送の『Momm!!』(TBS系)に出演。夫妻は子どもの前でイチャイチャするそうで、伊代いわく「子どもいてもぜんぜん関係ないですね。子どもがいるときは、おはようチューとか、隣に座ったり、それぐらいですよ」。さらに「息子とかにも強制的にさせたりします、チューとか。今は子どもたち、ぜんぜんしてくれないけど、もうちょっと大人になったらハグとかチューとかして出かけたい」など、子どもらにも旦那並のスキンシップを望んでいることを明かしていた。もう長男は20歳なのだが。

 7月放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演していた小園だが、伊代の息子への嫉妬深さを表すエピソードとして「紹介した彼女が料理上手だと知っただけでご機嫌が悪くなる」ことを語っていた。伊代が美奈代化して息子の張り込みをする日も近い。小園は役者としては4月~6月放送『僕のヤバい妻』(フジテレビ系)では主人公が経営するカフェの店員役を務めた程度。まだまだこれからだ。七光りだけでは大して売れないだろう。親ネタは封印して頑張ってほしい。二世タレントたちが親以上、あるいは親同様に芸能界で活躍できるかどうかは、親がどれほど業界で強い権力を持っていて行使したとしても、確約できるものではない。結局のところ、芸能界の入り口に立たせること、テレビに出るきっかけづくりぐらいしか親に出来ることはないだろう。親の存在感が強すぎることが、負の要因になってしまうケースも多々ある。

 以前、松本明子が息子をいかに溺愛しているか記事で紹介したこともあったが、女性芸能人らの息子たちとの密着ぶりをコンテンツ化することは、その親子にとっても一事的なメディア露出以上のメリットを生まない。これだけ甘やかし、目をかけており、仲睦まじい親子なのであるから、息子たちの芸能界進出にはやはり、親サイドのゴリ押しがあったのではないかと勘ぐられ、デメリットだ。また、少なくとも今後しばらくは、高畑容疑者の事件の影響により、母子セットのバラエティ・コンテンツは減少するだろう。おりしも25日発売の「女性セブン」(小学館)では、プライベートでの安室奈美恵とその息子(18歳)のツーショットを掲載していたが、距離をとって歩く姿が印象的であった。

(ブログウォッチャー京子)

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