連載

自然派ママは「社会が求める母親像」への過剰適応? 母性の証としての不便や不自由

【この記事のキーワード】

  •  ママ友Bの家でのこと。義両親との同居宅だが、姑さんが良い方で集まる場を提供してくださり、お菓子を差し入れしてくださっている。この姑さんが「検診で早期がんが見つかり手術で完治した、みなさんも検診を受けてね」的な話をしたときに、Aさんは「検診もですけど、お菓子食べないことも大事ですよ」と発言。「凍りました」。

 子育てにおける主義主張は様々だが、集まりの場において重要なのはそれを押し付けないことだ。自分たちだけでやってもらうぶんには構わない。それはトピ主も、トピ主の周りのママさんも思っているだろう。Aさん、押しつけが強すぎる……。「健康志向よりも、思いやりのなさ、配慮のなさについていけないんです」とトピ主もこぼすが、そのとおりだ。コメントでもおおむね同意の書き込みが多く見られる。

「一見悪い人ではないようですが、その健康ママは人付き合いのマナーを守れていません。他のママの価値観や子育て方法を否定し、自分の価値観を強硬に押し付けています。疎遠にされてもしょうがない」

「毎日ポテトチップスやジャンクフードを食べてるわけではありません。我が家はジャンクフードは年に数回ほど。食べたいなあ!というときは、食べてます。私も友人たちと集まるときは、ケーキなど持参したり、友人もスナック菓子を出したりもします。みんなでワイワイやってる時に、体にいいものを食べようと強く強制してしまうと、つまらなくなるのは当然です」

 一方で、フェードアウトを決め込もうと団結するトピ主とその他のママたちの対応への批判もあった。

「確かにそのママ極端だし、人に押し付けるのもどうかと思うけど、理由を話さず外しにかかるようなトピ主さんたちもいい加減幼稚だなと思うけど」

「お子さん同士は 遊びたがっていないのですか? ママさん達の気持ちを伝えてみればいいのに。 それで変わらなければ 無理して付き合うことないのだし」

 けっこう具体的なアドバイスもあった。この対応、筆者もこれから参考にさせていただきたい。

「よくある話ですよね。健康に良いとわかっていても、息がつまる気持ちもわかります。でも健康志向ママに『強要はしないで欲しい』という気持ちを一度は伝えて欲しいな。

 まずはランチを普通のお店で計画して『薬膳もそばも良いけど毎回だと飽きるから。たまには美味しいものを食べたいと計画しました。でも健康志向ママさんはどうしますか? 私たちは行く予定です』と、メールする。頭の良い方ならこの時点で『自分の行動は感謝されていない。やりすぎている』と、気付くはずです。子供も含めて呼ばないというのは、他の子がジャンクフードを食べていればその子も欲しがるから困るってことですよね。

 この際ははっきりと『お子さんが大きくなればこういうシーンが増えると思うんだ。お子さんに、持参したお菓子以外は食べてはいけないと言い聞かせることはできるかな。ごめんね、確かに添加物が入っているけど、私たちはそこまで気にしていないから。ポテチ、美味しいもん』と。あくまで明るく言ってあげてください。それで説教が始まったら距離をおきましょう」

 ただ、保育園の牛乳にもあの態度なのだし、このやり方で折り合いがつけられるかどうかは、わからない。 “子供同士は遊びたがっている”としても、あちら側から絶縁してくる可能性もあるだろう。話し合いしても徒労に終わることになるかもしれない…。

1 2 3 4

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。