働く女性の、共働き婚を応援する画期的な婚活サービス『キャリ婚』/川崎貴子・金沢悦子インタビュー

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共働き志向のハイスペ男性

キャリ婚

意外と男性側の需要が高かった!

――すでに登録志望の男性側からの応募が多く集まっていると伺ってるんですけども。

川崎 一回めのリリースで、200人くらいの男性が応募してくださって。

――全員面接されたんですか?

金沢 今、8割ほど面接が済みました。冷やかしじゃないですけど、そういう人も来るんじゃないかとか、ヒモ志向の男の人も来るんじゃないかとか、ちょっと懸念してる部分があったんですけど、全然心配に及ばず。
むしろ、男性の方にもニーズがあったのかもしれない。応募してくださった男性たちの年収帯が、想定よりずっと高かったんですよ。その方々は「高年収」だけれども、旧来的な結婚観ではないので、うまくいく女性になかなか巡り会えないというんですね。
結婚しようと真面目に考えて、一般の婚活市場に彼らもでるわけですよね。ただ彼らは専業主婦の奥様を求めてはいなくて、基本的には共働きしたい。というか「専業主婦になんでなりたいのかわからない、その理由がわかったらいいけど、なんかわかんないですよね」みたいな感覚を持っている。お互いに仕事を持ち、家でも仕事の話を気楽に出来たり、アドバイスし合えたり、刺激もし合えたりといった夫婦関係を求めている男性にとっても、通常の婚活市場は、合わないそうなんですね。年収の高い男性狙いの、ちょっと寄りかかり系の女性が来てしまうんだそうです。彼らにとってはそれが自分の結婚にはすごく遠回りで、なかなか婚活がうまくいっていなくて、って。「このサイトの趣旨を聞いた時に、俺のためのサイトだと思いました!」と言われましたね。

川崎 普通の婚活市場では、普通に働いている女性たちで共働き志向でも、それを隠さなければならない空気があります。ちょっとキャリアがある女性でも、わざと隠したり年収を実際より低く書いたりするんです。女性はプロフィール的に、学歴とか年収とか身長とか全部低い方がモテるためです。婚活アドバイザーから「女性は低めに書く方がお申し込みが多くなりますよ」とアドバイスを受けたりもするそうです。でもそれは、その女性にとっても不自然なこと。自分の仕事に誇りを持っている女性と尊敬し合ってパートナーシップを築いていきたいと思っている男性たちにとっても、使い勝手の悪いものになっています。

――婚活市場では、「男が稼ぎ、女は支える」形の結婚スタイルしか提示されていないと。でも、そういう男性たちって、日常での出会いはないんでしょうか?

川崎 合コンに行けばモテるそうなんですよ。でも、「そういうところに来る女性は、専業主婦願望の人が多くて」「特に僕達みたいな業種や会社名の男との合コンだと……」と言うんですね。

金沢 「早く仕事やめたいです! いい奥さんになれます私」みたいな。そうした女性は彼らのニーズと合わない。

川崎 彼らにとっては、それはすごく困ることなので、マッチングしないんですよね。「なので、僕はここのサイトにきました」って、みなさん口を揃えて言ってくださるので。最初は冷やかしかと思ったんですけど。容貌もコミュニケーションもお仕事も、普通以上に素敵な男性たちばかりだったので。

――あのー、そもそも男性側たちはどういう理由で結婚したいって思ってらっしゃるんですか?

川崎 色々ありますけど、結構みなさんお若い人も多いですね。早く結婚して、落ち着いて幸せになりたいという方がほとんどです。ボリュームゾーンは30代ですが。

金沢 来年4月から就職が決まっているという大学院生もいらっしゃいました。私なんかは晩婚で36で結婚した口なんで、なんで早く結婚したい男の人がこんなに多いんだろうって思ったんですけど、面接でそのことを伺っていくと、素直に「家族が欲しい」って言うんですよね。子供が欲しい方も多いです。

川崎 一方で、40代男性で何名も、「子供は望まないんだけど、一緒に食事して、1日にあったことを話せるようなパートナーが欲しい」という方がいらっしゃいました。それはそれで、子供が欲しくないけどパートナーは欲しい女性にとってはいいじゃないですか。

――安心できますね。

川崎 年収1000万以上のいわゆるエリートサラリーマン男性たちだけじゃなくて、フリーランスや自営業の男性たちもたくさんいるんですけれど、その人たちは、「自分の年収がこれ以上いっぱい増えることはないかもしれないけど、料理が趣味です」とか、「家事が一通りできます」とか「奥さんの方が忙しかったら早めに帰れる会社なので僕の方でサポートします」とか、共働きがうまくいきそうな方が多いですね。

金沢 男性が400万で女性が300万だったら、世帯年収は700万になるわけじゃないですか。家族としてそれだけ稼げれば十分、理想の家庭というか、仕事と家庭の良いバランスをとれるんじゃないか、と思い描く方も多いです。私がすごく思ったのは、彼らは仕事だけじゃ人生つまらないと考えている……ということ。仕事一辺倒みたいな、飲み会やゴルフ接待も含めて仕事を家族より優先するようなタイプの男性とは明らかに違う。仕事は仕事で頑張って、キャリアを作っていきたいけれども、自分の人生は仕事だけじゃないと。「キャリア」を人生そのものという風にとらえてる男性が来てくださっている。そのことを私たちが一番実感し、驚き、ありがたく思っています。

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