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夫のための料理が苦痛な結婚20年め、「親の顔を立てて」と退職要求の婚約者…結婚とは何か? を問いかける

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「この結婚、やめようかと思いました。」

 トピ主(女性・アラサー・独身)は、お見合いで知り合った警察官の男性に正式にプロポーズされた。トピ主より2歳上の、30代前半の男性だという。ところがここにきて問題発生。

 彼の実家は少し古風な家で、『妻は専業主婦として家を守るもの』『夫は妻と子供を養うもの』、という考えがとても強いのだそうだ。一方、トピ主は看護師をしており、彼より収入が多い。

「彼は『朝と帰宅後は家事を手伝います。子供が出来たら、できるだけ世話をします。だから、うちの親の顔を立ててください』と言うのですが、警察官の夫一人の稼ぎで妻が専業主婦をするって、かなり生活は苦しいのではないでしょうか?(具体的な給料の額も、もちろん聞いています)。
自分より給料が低い事に抵抗は感じなかったのですが、彼だけの給料で生活するという事に自信はありません。
一度はプロポーズを受けておいて、経済的な不安で破談て失礼でしょうか?」

 という相談だ。まだトピ主レスがないが、コメントが色々と考えさせられる。

「親の顔を立てと言っても結婚生活を営んで行くのは貴女方夫婦なんですから。金銭的な事は大切だと思います」
「警察官(という大役を果たしている)息子が育児や家事をするのを、彼の両親が許すと思いますか?」
「親が口を出す問題ではありません。結婚したら家事について、子どもが生まれたら子育てについて、すべてにおいて干渉してくるかもしれません。親の顔を立ててくれという彼は、親に逆らえない性格なのでしょう。この結婚には不安がありますね」

 コメントは『夫の収入だけでは経済的に心もとない』ことから、トピ主が仕事をやめるべきではないという意見と『今の時点で親の意向を押し付ける男は今後も大変』という意見が主だ。ほんとほんと、その通り。

 警察官の妻を名乗るコメントもある。

「正直きついですよ。なので私は子供が1年生に上がったと同時にパートで仕事を始めました。初めから『親の言うことを聞いて』というスタンスではダメだと思います」

 小町は色々な立場からのコメントがあるので本当に興味深い。こんな鋭いコメントもあった。

「トピには、結婚を断る理由として経済面での不安しか書かれていない。でも、その前段階として『結婚したら仕事を辞める事を求められている』事は、あなたの中で疑問になっていないのですか?
あなたが結婚しても看護師の仕事を続けたい、と思っていたなら経済面以上の問題が隠されていると思います。(中略)もっと考えるべきなのは男性の考え方です。結婚相手として考えているあなたに『親の顔を立ててほしい』と最初から言ってくる。これは大問題です。仕事を辞める選択は人生の一大事ですよ? それを、結婚相手の意向も充分に聞かずに親の意見を持ち出すなど、恐ろしくありませんか? 今後様々な場面で、夫婦2人で決められず親が口出してきてややこしい事になりますよ。男性は、今後ずっと、あなたより親の意見を大事にするでしょう」

 そうだよね……。それにしても、結婚の段になってから、男性側の親が女性に対して仕事や生活のことについての無理な要求をしてくるパターンって、珍しくない気がする。というか小町ではよく見る。

 結婚はよく言われるように単なるスタートであり、これから死ぬまで長い共同生活が待っているのだ。1つめのトピがそれを体現している。しかし、スタート前の時点で、自分のアイデンティティに関わる要求をされるのであれば一緒にはやっていけないし、この彼氏は1つめのトピのような“生活”を全くイメージできてはいないのだろう。

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