SHIHOが明かした不妊治療と流産、自分の肉体をいたわるということ

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そもそも顔が小さすぎるだろ(SHIHO Instagram)

 モデルのSHIHO(40)が、11月に最新書籍『SELFCARE セルフケア 今すぐ始められる40のアンチエイジング法』(幻冬舎)をリリースした。12月2日現在、Amazonの本/恋愛論部門でベストセラー1位。恋愛論というより、主に美容・健康に関するエッセイだが、自分の肉体は自分でケア・コントロールし良好な状態を保とう、というのが大きなテーマとなっている。その内容で、かなり具体的に、プライベートのSHIHOに踏み込んでいる。

 なかでも、これまで公表していなかった第二子妊娠を目指しての不妊治療と流産について、さらっと明かされていることに驚いた読者は少なくないのではないだろうか。2009年に総合格闘家の秋山成勲と結婚、11年10月に第一子となる娘・紗蘭ちゃんを出産したSHIHO。紗蘭ちゃんは韓国のテレビ番組で子役として大活躍しており、SHIHO一家も憧れの的となっているのだが、人知れずSHIHOは悩みと焦りを抱えていた。30代のうちに第二子を授かりたいと考えていたのだという。

 初めての体外受精を試みたが、40歳の誕生日、つまり今年6月なのだが、その日を迎える少し前に流産してしまったという。心身ともにつらく、思い悩んだが、「自分の中にあって欲望が消えてなくなったときが、子供に、二人目にこだわらなくていい、と自然に思えた瞬間」だったと綴り、吹っ切ることが出来たそうだ。

 このことについては1日発売の「女性セブン」(小学館)でもSHIHOが語っている。著書には育児に関する記述はほとんどなかったが、「セブン」誌上では、娘の小学校受験に向けて母娘で英語の勉強をスタートしたことなどを明かしている。

 10代からモデル活動をはじめ、女優に転身することもなく、現在でも幅広いファッション雑誌に登場し第一線級の活躍を見せるSHIHO。大手芸能事務所を辞め、個人事務所を設立しそこに所属しているが、仕事は減っていない。とても40歳には見えない、というか、エイジレスな存在感が彼女にはある。若いころは173cmの身長に対して47キロの体重しかなかったが、現在は敢えて筋肉量を増やし55キロの体重を維持、体重ではなく美しいボディラインにこだわっているという。そんな彼女のトレーニング法や、セルフケアグッズの多様な商品情報、睡眠環境まで惜しげもなく公開している『SELFCARE』、確かにアラフォー世代の女性にとっては有用な一冊といえるのではないだろうか。

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